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【EXPO2025】アゼルバイジャンパビリオンの女性像と隠れ家カフェの秘密

おでかけぶろぐ管理人lago
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コネクティングゾーンC07に位置するアゼルバイジャンパビリオンは、そのユニークなテーマとデザインで来場者の注目を集めています。では、パビリオンの女性像から隠れ家カフェまで詳しくご紹介していきましょう。

【アゼルバイジャンパビリオンについて】

アゼルバイジャンパビリオンのテーマは「命をつなぐ」そして「サステナビリティへの7つの懸け橋」。多様な文化の「つながり」を重視し、パビリオン全体でアゼルバイジャンの豊かな文化と協力の精神が表現されています。没入型技術と巧みなデザインが織りなす空間で、来場者はアーチをくぐるごとに七つの美を体験できる構成になっています。

開幕当初の4月、5月は比較的空いていたアゼルバイジャンパビリオンですが、6月に入ってからは連日行列ができるほどの人気となっています。訪れる際は、時間に余裕を持って向かうことをおすすめします。所要時間は約20分と短めなので、効率よく回ることができますよ。

【パビリオンの象徴「7人の女性像」の秘密】

パビリオンの入り口でまず目を引くのは、7人の女性像です。これは、アゼルバイジャンを代表する12世紀の詩人、ニザーミー・ギャンジャヴィーの代表作「7人の美女」をモチーフにしています。パビリオンの外からもその姿を見ることができますが、内部からはより近くで、その美しい造形をじっくりと鑑賞できます。

ニザーミー・ギャンジャヴィーは、ペルシア語文学史に名を刻む偉大な詩人です。彼の作品「7人の美女」は、生涯で3度目に結婚した「女性奴隷」との出会いから着想を得て書かれたと言われています。身分制度が厳しかった時代に、奴隷と結婚するという異例の選択をし、「人を身分でなく、人間そのものを見る」という革新的な思想を提唱しました。この考え方は、イスラム圏で女性の地位が低かった当時において非常に先進的であり、現代のアゼルバイジャンでは「世界で最も早く女性の尊厳を訴えた哲学者」として国民の誇りとなっています。この背景を知ると、7人の女性像がより深く心に響くのではないでしょうか。

【アゼルバイジャンの「今」を感じる映像体験】

パビリオンの奥では、アゼルバイジャン国民の顔や壮大な景色が映し出される空間が広がります。最新の没入型技術を駆使した映像は、まるでアゼルバイジャンを訪れたかのような感覚を与えてくれます。多様な文化と豊かな自然が織りなすアゼルバイジャンの「今」を、ぜひ肌で感じてみてください。

【ひっそりと佇む隠れ家カフェ「アゼルバイジャン カフェ」で郷土料理とスイーツ】

アゼルバイジャンパビリオンを訪れたら、ぜひ立ち寄ってほしいのが「アゼルバイジャン カフェ」です。

パビリオンの正面からはカフェがあるとは気づきにくいのですが、パビリオンの横から入店できます。

1階はアゼルバイジャンのショップになっており、奥のエレベーターで3階に上がると、ひっそりとカフェの入り口が現れます。

エキスポ会場の喧騒から離れて、アゼルバイジャンの郷土料理やスイーツを味わいながら、疲れを癒すのに良い場所です。

カフェの詳細については、こちらの記事もぜひご覧ください

【アゼルバイジャンパビリオン 基本情報】

所要時間20分
開館時間9:00 ~ 21:00
場所コネクティングゾーンC07
入館方法〇(自由入場)
HP公式サイト
※情報は変わる場合がありますので、HP等でご確認下さい。

【地図】

【まとめ】

アゼルバイジャンパビリオンは、歴史、文化、そして未来へのメッセージが凝縮された魅力的な空間です。万博を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてください!最後までご覧いただきありがとうございます。下記に周辺スポットや関連情報もございますので、ご参考ください。

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