【大阪・関西万博】シンガポール館クラウドバーで本場の味！

おでかけぶろぐ管理人lago

大阪・関西万博のセービングゾーンS11にそびえ立つ、幻想的な赤い球体、シンガポールパビリオン。この記事では、その入館者だけが知る特別な空間、『CLOUD BAR』をご紹介していきましょう。

【シンガポール館 CLOUD BARについて】

「夢の球体（ドリーム・スフィア）」をテーマに、五感を刺激する没入型インスタレーションは、まさに私のブログテーマ「夢を育むためのおでかけ」にぴったりの空間です。

大好きなパビリオンの一つですが、実はここにずっと「やり残したこと」がありました。

それは、入館者だけが利用できる3階の隠れ家バー「CLOUD BAR（クラウド・バー）」で、本場のシンガポールスリングを味わうこと！

その夢を叶えた、夜の体験をご紹介します。

開幕当初はスムーズに入館できたパビリオンも、来場者の増加に伴い、今や行列になるほどの大人気。

スタッフの方から「待機列終了は20時〜20時15分ごろ」と情報を聞きつけ、意気込んで向かいましたが、その日は満員で並ぶことすら叶わず…。しかし、諦めずに大屋根リングの下で状況を伺っていると、待機列が短くなったタイミングで「開放」の瞬間が！

並ぶことさえできれば、表示される待ち時間は「60分」。つまり、待機列が60分未満に減った時がチャンスです。

念願叶って半年ぶりに足を踏み入れたシンガポールパビリオンは、やはり別格の空間。自分の夢を改めて「自由に旅し、発信し、人を元気にする！」と書き記し、幻想的な展示のフィナーレへ。

没入型インスタレーションを抜けると、そこに広がるのはジャスミンなどの美しい植物の展示。

昼間とは雰囲気がガラリと変わり、夜はBARの存在感が際立ちます。

夢の余韻に浸りながら、緑に癒される穏やかな空間、これこそが3階に位置する「CLOUD BAR」です。

旅好き、発信好き、そしてかつてバーテンダーの経験もある私にとって、ここで特別なカクテルを味わうことは至高の夢でした。

「CLOUD BAR」には豊富なメニューがありますが、絶対におすすめしたいのはやはり「シンガポールスリング」（1,700円）。

その理由は、このカクテルを1915年に誕生させたシンガポールの名門ホテル「ラッフルズ・ホテル」のレシピで作られているからです。

学生時代にバーテンダーをしていた頃、私もよくシンガポールスリングを作っていましたが、シンプルなレシピ（ドライジン、チェリーブランデー、オレンジジュース、レモンジュースなど）に、最後にグレナデンシロップを沈めてグラデーションを作るスタイルでした。

しかし、「CLOUD BAR」のシンガポールスリングを一口飲んで、その違いに気づきました。

キーとなるのは、そのパイナップルです！

パイナップルジュースのフレッシュな甘さと爽やかさ。生のパイナップルがデコレーションされ、口に入れた瞬間にトロピカルな香りが広がります。これこそが、エレガントなカクテルと呼ばれる「ラッフルズ・ホテル」スタイルの真髄。毎週夢洲に通った44回目の万博で、ついにこの感動を味わうことができました！

カクテルと合わせていただきたいのが、シンガポールではお馴染みのおつまみ「ビーチェンヒャン・ブラウンロール」（800円）。

海老を使用したピリ辛のおつまみで、甘みのあるシンガポールスリングと互いの味を引き立てあう最高の相性でした。しかも、お値段そのままで増量中とのこと、お得感も嬉しいポイントです！

項目	詳細	備考
店名	CLOUD BAR (クラウド・バー)	シンガポールパビリオン（夢の球体）内 3階
所在地	大阪・関西万博セービングゾーン S11	大屋根リングの内側、「静けさの森」の西側
営業時間	9:00〜21:00	※ラストオーダー 20:30
利用条件	シンガポールパビリオンの入館者限定	パビリオンの展示を最後まで見学後に利用可能
入店待ちの目安	待機列が60分を割った状態まで減ると開放されることが多い	スタッフの方に確認したところ、列の終了目安は20:00〜20:15ごろでした。
席数	椅子兼テーブル 5卓	混雑時は相席
おすすめメニュー	シンガポールスリング（1,700円）	ラッフルズ・ホテルのレシピで作られた飲みやすいカクテル
おつまみ	ビーチェンヒャン・ブラウンロール（800円）	シンガポールの海老を使用したピリ辛おつまみ。