

大阪・関西万博コネクティングゾーンC22にあるエジプト館は、「モダンエジプト 受け継ぎ、紡ぎ、未来へ」をテーマに、古代の歴史から未来への展望まで、エジプトの壮大な歩みを体感できるパビリオンです。

【エジプトパビリオンについて】
悠久の歴史を持つエジプトが、大阪・関西万博のエジプトパビリオンで私たちに何を見せてくれるのか入館してきました。古代のロマンと現代の活力を同時に感じられる、エジプト館の魅力と入場方法についてレポートします!

【エジプトってどんな国?】
ツタンカーメンで知られるエジプトは中東と北東アフリカの接点にあり、その歴史はファラオの時代にまでさかのぼります。ギザの見事なピラミッドや巨大なスフィンクス、ルクソールの象形文字が彫られたカルナック神殿、王家の谷のファラオの墓など、数千年前の史跡が肥沃なナイル川に沿って点在しています。

【エジプト館のテーマと見どころ】
コネクティングゾーンC22にあるエジプトパビリオンのテーマは「モダンエジプト 受け継ぎ、紡ぎ、未来へ」。そのためか、ここでは古代遺跡からの出土品は展示されていません。映像がメインのパビリオンで、4面に映し出される大迫力映像で、古代の遺跡から現代の国家プロジェクト、再生エネルギーまで、エジプトの壮大な歩みを紹介しています。

ただの紹介映像ではなく、部屋全体がダイナミックに動きながら、遺跡やエジプトの町並み、ピラミッド、ツタンカーメンなどが次々と目の前に現れます。伝統と未来への挑戦を体感できる、没入感の高い映像体験が楽しめます。
【入場方法と混雑時の注意点】
エジプト館は小型のパビリオンで、隣にはセネガル館、バングラデシュ館が並んでいます。入場は自由入場ですが、一度に入れる人数に限りがあるため、時間帯によっては待ち時間が発生します。並んでいる列が途中で区切られ、次の回になることもありますので、時間に余裕を持って行かれることをおすすめします。

【ネタバレ!映像体験の詳細】
ここからは、より詳しい展示内容について触れます。ネタバレを避けたい方はご注意ください。

館内に入ると、まず壁画が描かれた部屋で待機します。

前の扉が開き、映像を観るメインの部屋へと進みます。

この部屋の中央には、象形文字が刻まれたテーブルがあります。

この周りで好きな場所から映像を観ることができます。

壁4面に映し出される映像はすべて同じではなく、まるで部屋が動いているかのような演出がなされています。

ピラミッドが出てきました。

ツタンカーメンもでてきました!

古代の壮大な歴史を巡ったあとは、次の部屋へ。

ここではこれからのエジプトの街が紹介され、パビリオンは終了となります。

出土品やレストラン、ショップはありませんが、10分という短い時間でエジプトの過去・現在・未来を凝縮して体験できる、見応えのある展示でした。

【エジプトパビリオン 基本情報】
| 場所 | コネクティングゾーンC22 |
| 入場方法 | 自由入場 |
| 所要時間 | 約10分 |
| 開館時間 | 9:00 ~ 21:00 |
| HP | 公式サイト |
【地図】
【まとめ】
古代エジプトのロマンに浸りつつ、未来へ向かうモダンエジプトの挑戦を感じてみてはいかがでしょうか。最後までご覧いただきありがとうございます。下記に関連情報もございますのでご参考ください。

