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【大阪・関西万博2025】 フランスパビリオンで「愛の讃歌」に浸る!入場方法からレストラン、ブーランジェリーも併せて紹介!

フランス パビリオン(エンパワーリングゾーンP12)
おでかけぶろぐ管理人lago
おでかけぶろぐ管理人lago

大阪・関西万博2025!数あるパビリオンの中でも、特に人気があるのがフランスパビリオンです。今回は、その魅力的な展示内容から、フランスグルメの楽しみ方まで、たっぷりご紹介します!

【フランスパビリオンについて】

フランスパビリオンは、エンパワーリングゾーンP12に位置し、所要時間は約25分、開館時間は10:00~21:00となっています。

フランス パビリオン(エンパワーリングゾーンP12)

【アクセスもスムーズ!フランスパビリオンの秘密】

「万博のパビリオンはどこも行列がすごい…」と思っていませんか?実はフランスパビリオン、常に多くの人が並んでいますが、列が進むのが早いのが特徴なんです!筆者も30分以上の行列は避けるタイプなのですが、フランスパビリオンは例外。ある日の夜、スタッフさんに声をかけると「10分程度で入れますよ!」と教えてくださり、あっという間にパビリオン前まで進めました。これは、パビリオン自体の規模の大きさが理由かもしれません。

行列に並び、ここから約10分程度で入館できました!

また、5月まではクールな印象のスタッフさんが多かったのですが、6月に入ってからは感じの良い方が増えたように感じます。これも嬉しいポイントですね。

フランスパビリオンには、入り口がいくつかあるのでご注意を!一番左が「ファストパス」、そのすぐ右が「レストラン(LE BISTRO)」、真ん中が「展示室(パビリオン)」、そして一番右が「ブーランジェリー(メゾンカイザー)」となっています。目的に合わせて進みましょう!

【「愛の讃歌」が織りなす感動の展示体験(※ここからはネタバレにご注意ください!)】

フランスパビリオンのテーマは「愛の讃歌」。伝説の「赤い糸」に導かれ、「自分への愛」「他者への愛」「自然への愛」といった様々な「愛」を通じて、新しい未来のビジョンを提案しています。劇場のカーテンのような外観と、神秘的で開放的なエントランスが特徴です。

入館すると、まず目に飛び込んでくるのは「鼓動」(PULSATIONS)の文字!

展示室では、織物でできた大きな絵画「森にたたずむヤックルとアシタカ」「ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュクの絵画」、そしてノートルダム大聖堂の火災を奇跡的に生き延びた本物の「ノートルダム大聖堂キマイラ像」が迎え入れてくれます。

【煌めく空間とアートの融合】

進むと、照明や映像展示によるキラキラとした空間が広がります。

その先には、なんと84個ものルイ・ヴィトンのスーツケースに囲まれた贅沢な空間が!天井が鏡張りになっているため、実際の倍ほどのスケールに感じられ、圧倒されます。

ここには、ロダンの作品が飾られていたり、ルイ・ヴィトンの昔のセンスあるポスターが展示されていたりと、見どころ満載。

手の展示も多く、左手と右手のアッサンブラージュがスーツケースの真ん中に展示されているのが印象的です。

ヴィトンの地球儀と映像の絶妙なマッチングにも注目です。

さらに、オーギュスト・ロダンの「守りの手」など、彼の作品が随所に展示されています。

【フランスの多様な魅力に触れる】

次のフロアでは、フランスの魅力を紹介するダンスの映像コーナーがあります。「ここで終わり?」と思いきや、さすがフランス!これで終わらないのが憎い演出です。

【幻想的な森とワインの世界へ誘われる】

続くエリアでは、壮大なフランスの森が広がります!夜はライトアップされ、幻想的な空間となるため、比較的スムーズに入館できる夜がおすすめです。

森の真ん中には樹齢2300年を超える、「若さの樹」ニナファーム ミラクルカーテンというオリーブの木があり、実際に触れることができます。この木をフランスから運んできたというのですから感動します。

森を出ると、オーギュスト・ロダンの彫刻「形づくる手」が迎えてくれます。

次のゾーンでは、美しいブドウの照明が天井から釣り下がる空間で、ワイン造りを映像で楽しめます。

真ん中のプレートに触れると、ワインを囲んで談笑する人々のイラストが浮かび上がってくる演出も素敵です。

「愛とアルザスワインほど、悩みをわすれさせてくれるのに良い方法はない」というジョゼフ・グラフの言葉が心に残りました。

【ファッションとアートの競演】

次の部屋は、青と白と赤のフランス国旗をイメージさせるトリコロールカラーの衣装が並んでいます。

オーギュスト・ロダンの作品「ふたつの左手(別名 ハンズNo.2)」が。

これが影絵となり、想像力を掻き立てられます。

さらに、クリスチャン・ディオールのコーナーでは、妹島和世氏のバッグなどが展示されています。

そして圧巻なのが、クリスチャン・ディオールの真っ白なドレスのエリア

トワルからミニチュア、現物まで数えきれないほどのドレスが並び、美しい映像とのコラボレーション。

ディオールオートクチュールの世界観を存分に伝えています。

「実際、トワルがいつまでも原案の魅力を保っていて、想像を自由にさせてくれるのに対して、ドレスは現実的です」というクリスチャン・ディオールの言葉も印象的です。

【クライマックス!感動の「群島」】

次のゾーンは「群島をたどっていく、響く鼓動」という照明の空間が広がります。いよいよクライマックス!最後のシーンでは、視覚と音の波動が迫力満点です。

目の前に広がるのは「群島」。島をかたどった3つのコンセプトで構成されたこの空間は、フランスと日本の「愛の絆」を体現しています。

それぞれの島では、美術品、彫刻、文化財といったアーティファクトが、光り輝く大きな雲の中で歴史を語ります。立体的で生き生きとした輪郭が浮き上がり、人間と環境との貴重なつながりを描いた3つの物語に命が吹き込まれ、未来の課題に立ち向かうための技術との協力によって共有される物語となっています。

パビリオンでの最後のひとときは、純粋な感動の瞬間です。パビリオンの中心から発せられる信号は、「愛こそが私たちの最大の力である」という力強いメッセージ。世界の課題に立ち向かうために、フランスと日本は、優れた文化的および自然的遺産に根ざした愛を大切にする必要があり、この大きな脈動はその認識を促しています。愛が意味を与え、人間と地球のために役立つことこそが、イノベーションの存在意義とされているのです。

【復興の物語:首里城とノートルダム大聖堂】

辿り着く先には、火災で焼失した首里城ノートルダム大聖堂のコラボレーションが。この最初の島では、ふたつの象徴的な建築物が灰の中から蘇る物語が語られます。2019年の火災で甚大な被害を受けたこれらふたつの建築物が、職人、科学者、技術者たちの技術と革新によって再建された過程を伝えています。

ノートルダム大聖堂のためにヴィオレ・ル・デュクが手がけた「葉に覆われた頭部像」、そして首里城の象徴であるシーサーの頭が、その歴史を物語っています。火災の犠牲となったこれらの文化遺産は、過去の記憶と再生への希望の両方を象徴しています。

【自然との対話:モン・サン=ミッシェルと厳島神社】

次に現れるのは、モン・サン=ミッシェル厳島神社・伊都岐嶋神社のコラボレーション!二番目の島では、モン・サン=ミッシェルの修道院と、厳島神社の大鳥居が、潮の満ち引きと風を通して対話を繰り広げます。水上に佇み、長い年月をかけて形作られたこれらのふたつの聖地は、まるで双子のように見えます。注連縄がそのふたつの深いつながりを暗示し、これは自然と精神性への敬意を表しています。

立体アニメーションでは、モン・サン=ミッシェルの最近の再自然化が語られます。巨大な砂時計は、湾に人の手が入っていく様子を表現し、人間が介入することにより、潮の鼓動、エコシステム、そしてその場所の美しさが再生されていく様子を描いています。オリジナルのアーティファクトが物語を彩り、聖ミカエル像の盾は保護の象徴、厳島神社の大鳥居と注連縄は、人間の世界と精霊の世界との境界を示しています。

【島の生態系への愛:太平洋の島々】

展示の最後の3つめの島では、フランスと日本が共有する太平洋の島々の自然と文化への愛を紹介しています。ここではボラボラ島にインスピレーションを得て、繊細で魅力的なエコシステムであるラグーンに注目。3Dアニメーションでは「ラフイ」に焦点を当てています。これはポリネシアの古代の風習で、特定の自然区域へのアクセスを一時的に禁止することで、その再生を促進するものです。禁止措置は、ラグーンや湾、ココヤシの木立、さらには植物や動物の種にまでおよび、自然の再生を促進しています。

展示のために特別に作られたふたつの動物の彫刻が島を見守っています。ひとつは、野生のイリオモテヤマネコで、日本の動物種保護活動の象徴。反対側には、守護的な役割を果たすピイホロ犬が鎮座しています。ポリネシア神話の動物で、背中には鳥、腹部にサメのタトゥーを施されたこの犬は、危機に瀕したこの土地を見守っています。このふたつの像は、ラフイによるラグーン再生の証人を象徴しています。

【ユーモラスな「大阪怪獣」で締めくくり!】

そしてアンコールのように現れる最後の部屋は、出口付近の暗い大きな空間で、「大阪怪獣」というアート作品が天井からぶら下がっています。鯨や船のような謎の作品で、不思議でシュールな雰囲気が漂います。大阪で開催される万博だからこその、フランスの粋な「オチ」に、思わず笑いが出ますね!

【フランスのお土産ショップ】

パビリオンの出口にはエッフェル塔の置物やTシャツ、帽子などのお土産が並んでいました。

【フランスの味を堪能!ブーランジェリーとレストラン】

フランスパビリオンは、展示だけでなく、フランスの「食」も存分に楽しめます!

【1F ブーランジェリー メゾンカイザー】

パビリオンの向かって一番右側の入口にあるブーランジェリー メゾンカイザーでは、焼きたての美味しいパンをテイクアウトできます。購入したパンは、大屋根リングの下など日陰のベンチでゆっくりと味わうのもおすすめです。小腹が空いた時や、お土産にもぴったりですね。

【 4F レストラン LE BISTRO(ル ビストロ)】

フランスパビリオン併設レストラン LE BISTRO(ル ビストロ)

パビリオンの向かって一番右から2番目の入口から入れるレストラン LE BISTROは、パビリオンの入場に列ができていても、比較的スムーズに入店できました。並ぶ前に、入口のスタッフさんに声をかけると、その日のメニューがコースかアラカルトか教えてくれます。食材の仕入れ状況によって毎日変わるとのことなので、スタッフさんもその日の朝に知るそうです。フランスの本格的な味を、万博で体験できる貴重な機会です。

【フランスパビリオン 基本情報】

ゾーン・位置エンパワーリングゾーンP12
入場方法〇(先着順)/〇(自由入場)
開館時間10:00 ~ 21:00
所要時間所要時間:25分 
HP公式サイト
※情報は変わる場合がありますので、HP等でご確認下さい。

【地図】

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?大阪・関西万博2025のフランスパビリオンは、愛をテーマにした感動的な展示、そしてフランスの美食まで、五感を刺激する魅力が満載です。ぜひ、足を運んでその感動を体験してくださいね!最後までご覧いただきありがとうございます。下記に周辺スポットや関連情報もございますので、ご参考ください。

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