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【EXPO2025】関西パビリオン潜入!地元ブロガーが見た「いのち輝く未来」

関西パビリオン(東ゲートゾーンE01)
おでかけぶろぐ管理人lago
おでかけぶろぐ管理人lago

こんにちは!「おでかけぶろぐ」管理人のlagoです。日本全国を巡り、その魅力を発信して日本を元気にしたい!という思いで活動していますが、今回ご紹介する関西エリアは、私の地元であり、特別な場所です。ではさっそく詳しくご紹介していきましょう!

【関西パビリオンについて】

現在開催中の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場に登場した関西パビリオンは、「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」をテーマに、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、徳島、福井、三重の9府県が共同出展している、関西の魅力を凝縮した空間です。灯篭をイメージした六角形の白い建物は、関西各地を象徴する切り絵で装飾され、中に入ると各府県がそれぞれの歴史、文化、観光など多彩な魅力を発信しています。

関西が歩んできた長い歴史と、現在の姿を感じながら、私たち一人ひとりが「未来の関西」を想像できる、そんな素敵な場所でした。では、一緒にこの関西パビリオンを詳しく見ていきましょう!

入口で配っている団扇

【大関西広場で感じる開放感と期待感】

関西パビリオンに入ると、まず目に飛び込んでくるのが、入り口からまっすぐ伸びるエントランスゾーンと、高さ12メートルの吹き抜け空間が印象的な「大関西広場」です。天井が高く、開放感たっぷり!

広場の中央にある「センターサークル」をぐるりと囲むように配置された「360°LEDサークルビジョン」には、関西の様々なスポットや、思わずお腹が鳴るような美味しいものが次々と映し出され、早くも心は関西各地へと誘われます。

各府県のゾーンは、このセンターサークルの周囲に放射状に配置されているため、コンパクトな動線で好きな場所へスムーズにアクセスできるのも嬉しいポイントでした。ちなみに、奈良だけは独立したパビリオンはありませんが、出口の上に紹介スペースがありました。大阪は展示こそありませんでしたが、関西の拠点としてその存在は言わずもがなですね。

【個性豊かな8つのパビリオンを巡る旅】

それでは、私が実際に訪れた、または魅力に触れた各府県のパビリオンをご紹介します!

【「京都」静謐な美意識に触れる】

京都パビリオンのテーマは、茶道で大切にされる精神の一つ「一座建立」「文化」「食」「産業」「環境」「いのち」「観光」の6つの分野で、一定期間ごとに展示が入れ替わるという趣向で、いつ訪れても新たな発見がありそうです。

万博会場の賑やかさとは対照的に、ミニマルかつ静謐な空間が広がる京都ゾーンは、まさに京都らしい場所でした。床から壁面を覆うのは、浅田製瓦工場と共同開発した京瓦タイル「キモノタイル」。着物の前合わせを思わせる独自のパターンが、幾何学的ながら不規則なリズムを刻み、空間に奥行きを与えていました。

株式会社青空による映像と、音楽家・原摩利彦さんによる音響が一体となり、多面的な空間の魅力を物語っていて、統一感のある「静謐」な空間は、“京都の美意識”そのもの。じっくりと京都の過去と未来に向き合える、そんな特別な体験ができました。

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【「滋賀」光のアートで琵琶湖の美しさを体感】

残念ながら時間が足りず入ることはできませんでしたが、スタッフの方に伺ったところ、滋賀パビリオンでは、自然豊かな滋賀の四季折々の風景と、そこで暮らす人々の営み、そして時間や天候によって様々な表情を見せるびわ湖の美しさを、映像と連動する光のアートで体験できるそう。

幻想的な映像と音楽に癒される空間とのことだったので、次回はぜひ訪れたい場所です。

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【「兵庫」ミライバスで時空を超えた旅へ!】

入り口で大きなブルーのコウノトリに誘われ中に入ると、タイポグラフィで様々な兵庫名物が表現されたアート・コリドーが目を引きます。

その先には、兵庫県の魅力を体感できる「ミライバス」が待っていました!時空を駆け抜けるバスに乗って、国産み神話から始まる兵庫の魅力を臨場感満載の映像で楽しめます。

約10分間の上映でしたが、淡路島から始まり、酒、陶器、そして阪神・淡路大震災からの復興まで、兵庫の奥深いストーリーに引き込まれました。子どもだけでなく大人も楽しめる、まさにアトラクション型の映像空間でしたよ!(ミライバスは15分ごとに案内され、上映中は撮影不可です。)

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【「和歌山」神秘的な巨木の空間】

紀伊山地と太平洋に囲まれた、大自然あふれる「風光明媚」な和歌山。神話の時代から神々が鎮まる特別な場所とされ、世界遺産にも登録されている霊場と参詣道が有名ですね。

和歌山ゾーンに入ると、紀伊山地の巨木を感じさせるような、背の高い映像タワー「トーテム」が立ち並び、神秘的な空間が広がっていました。

この「トーテム」は、和歌山が誇る紀州漆器で仕上げられているというから驚きです!他にも紀州材を使ったカウンターや椅子、紀州桐箪笥の技法で作られた器、高野口パイルのソファ、美しい高野紀州組子細工など、和歌山の素晴らしい素材と伝統的技法が随所に活用されていました。

壁面には和歌山の山と海を表現した巨大な版画アートや、和歌山の子どもたちと作った押し花のアート作品が並べられ、映像や食、そして毎週入れ替わる特別展示が一体となり、「上質な和歌山」を伝えてくれます。

奥のカウンターバーでは、紀州備長炭の木琴があり、その美しい音色にも癒されました。

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【「三重」美し国みえを五感で体験】

トンネルをくぐると、日本のこころの原点に出合えるような、三重県の豊かな自然や食の魅力をエンターテイメント型で楽しめる空間が広がっていました。

キラキラと輝く幻想的なトンネルを抜けると、三重県内の映像を投影する「~美し国みえ体験広場~」が。

県内5エリアの美しい風景が映し出されるほか、壁面には引き出しが隠されていて、開けるとオオサンショウウオの模型や手裏剣、伊勢茶の香りが体験できたりと、ワクワクする仕掛けがたくさんありました!

私が訪れた日は、「自由の鐘」が期間限定で特別展示されていました。1939年のニューヨーク万博でも展示されたというこの鐘は、真珠12,250個とダイヤモンド366個を用い、鐘の「ひび割れ部分」も青真珠で表現されているという精巧さ。御木本幸吉氏が当時の日米関係改善の願いを込めて展示したという背景を知り、三重の豊かな自然と、人の手によって育まれた真珠の美しさ、そして平和への思いを感じ取ることができました。

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【「福井」恐竜王国へタイムスリップ!】

ブースの入り口で大きな恐竜がお出迎えしてくれる福井は、まさに恐竜王国福井らしい演出!

残念ながら時間が足りず中には入れませんでしたが、いつも行列でなかなか撮れないという恐竜の写真を正面から撮らせていただくことができました。

スタッフの方に伺うと、中では陶器に触れる体験や、目玉である大迫力の恐竜映像が楽しめるVR体験空間があるとのこと。

襲いかかる恐竜やその足音など、臨場感たっぷりの没入体験ができるそうで、懐中電灯型デバイスを使った探索展示も探検隊気分で楽しめるとのことでした。

福井はまだあまり足を運べていないので、これを機にぜひ訪れたいと思います。関西パビリオンは事前予約か当日登録、先着順なので、少し余裕を持った時間で入場予約することをおすすめします!

【「鳥取」大人気の「無限砂丘」で宝探し!】

日本海に面し、10万年以上の歳月が作り上げた大自然の芸術「鳥取砂丘」を有する鳥取県。水木しげる先生、谷口ジロー先生、青山剛昌先生といった有名漫画家の出身地としても知られています。

鳥取パビリオンの入り口では、「まんが王国とっとり」の3巨匠のキャラクターたちが出迎えてくれました。

メイン展示では、ブース内に実際に砂が敷き詰められ、鳥取砂丘が再現されています!床面に虫眼鏡デバイスをかざすことで、観光、グルメ、工芸など鳥取県の魅力アイテムを発見するという、宝探し的な体験ができます。

私は全てのアイテムをコンプリートでき、出口では認定証と鳥取県で使えるお得なクーポンまでもらえました!

「鳥取無限砂丘」は1度に15名しか入場できないため、タイミングよく並ぶことが重要です。

人気の高さも納得の、サラサラの砂と、最後のプロジェクションマッピングで砂丘に映し出される美しい映像は、感動モノでした。

鳥取もまだあまり訪れたことがないので、このクーポンを使ってぜひまた行きたいです!

【「徳島」阿波おどりを体感!】

世界三大潮流の一つ「鳴門の渦潮」を有する徳島県。大歩危・小歩危、剣山などの雄大な自然、ラフティングやサーフィンなども楽しめることでも知られています。

徳島パビリオンに入るとすぐに聞こえてくる「ヤットサー!」の掛け声!ステージでは、世界に誇る伝統芸能「阿波おどり」を踊るスタッフの方がいて、その熱気をリアルに体感できます。また、徳島の伝統工芸「阿波藍染」の体験もありました。藍色で統一されたブースや展示された大きな藍染アートがとても綺麗で、徳島の伝統文化を五感で感じられる空間でした。

私の徳島ブログはこちら

【まだまだある!関西の魅力(大阪・奈良)】

パビリオンはありませんでしたが、大阪と奈良ももちろん見どころ満載のエリアです。関西パビリオンで「未来の関西」を想像した後は、ぜひこれらのブログも参考に、実際に足を運んでみてくださいね!

私の大阪ブログはこちら

私の奈良ブログはこちら

【関西パビリオン 基本情報】

場所東ゲートゾーンE01
所要時間約60分
開館時間9:15 ~ 21:00
HP公式サイト
※情報は変わる場合がありますので、HP等でご確認下さい。

【関西パビリオンへのアクセス・当日予約開放時間】

関西パビリオン(E01)は、事前予約、当日登録、先着順のいずれかで入場できます。私が訪れた日は、特に鳥取や福井といった人気パビリオンに行列ができていたので、時間に余裕を持って来場予約されることをおすすめします。

こちらは当日予約枠の開放時間ですので、当日予約にチャレンジしてみてください。

【地図】

【まとめ】

関西パビリオンは、関西の過去から現在、そして未来へと繋がる物語を五感で感じられる、本当に素晴らしい場所でした。ぜひ皆さんも足を運んで、「いのち輝く関西」を体験し、あなただけの“未来の関西”を想像してみてください!最後までご覧いただきありがとうございます。下記に関連情報もございますのでご参考ください。

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