

2025年に大阪 夢洲(ゆめしま)で開催される大阪・関西万博!世界中から注目が集まるこのビッグイベントで、「一体何を見たらいいの?」「効率よく回るにはどうすれば?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、約60もの個性豊かなパビリオンの中から、特に注目すべきテーマ館、企業・団体パビリオン、海外パビリオンを厳選してご紹介!さらに、混雑を避けて楽しむための穴場スポットや、効率的な回り方のヒントも。これを読んで、万博を最大限に満喫いただければ幸いです!
【まずは押さえておきたい!各パビリオンのレビュー】
万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現する、個性豊かなパビリオンのレビューは必見!人気パビリオンは事前予約・応募がおすすめです。当日はGoogleマップでナビゲートすればスムーズに回れます。
【シグネチャーパビリオン】

大阪・関西万博会場の中央に位置する「シグネチャーパビリオン」は、8人のプロデューサー(宮田裕章、石黒浩、中島さち子、落合陽一、福岡伸一、河森正治、小山薫堂、河瀨直美)が主導するシグネーチャーゾーンにあるパビリオン群の総称で、全体としてシグネーチャープロジェクト(いのちの輝きプロジェクト)と呼ばれています。
【いのちを拡げる(石黒浩プロデュース)アンドロイドと考えるいのちの未来】

その一つである「いのちの未来」は、大阪大学教授・石黒浩氏がプロデュースするシグネーチャーゾーンにあるパビリオンです。ここでは、ロボットやアンドロイドが展示の中心となり、「いのちとは何か」「未来の人間とは?」といった根源的な問いを私たちに投げかけます。高度な技術によって生み出されたアンドロイドとの対話は、きっと忘れられない体験となるでしょう。
【いのちを磨く(落合陽一プロデュース)デジタルとアートが融合する未来都市null²(ヌルヌル)】
メディアアーティスト、研究者、起業家として多才な才能を発揮する落合陽一氏が手掛けるパビリオン。デジタル技術とアートが融合した、まるで未来都市に迷い込んだかのような感覚を味わえます。五感を刺激する革新的な空間デザインは賛否両論となっています。
【いのちを知る(福岡伸一プロデュース)分子生物学者が語る「いのちの神秘」いのち動的平衡館】

分子生物学者・福岡伸一氏がプロデュースするこの館では、「動的平衡」という生命観を軸に、「いのちとは何か」を深く掘り下げます。科学的な視点と哲学的な考察が融合した展示は、私たちの生命に対する理解を深めてくれるでしょう。
【国内パビリオン】
公式パンフレットによると、大阪・関西万博の「国内パビリオン」は、「日本館」、「ウーマンズパビリオン」、「大阪ヘルスケアパビリオン」、「関西パビリオン」の4つとされています。これらのパビリオンでは、日本の文化、女性の活躍、未来の健康、そして関西の魅力をそれぞれ体験できます。中でも、日本の技術と文化を凝縮した「日本館」は特に注目を集めています。
【日本館(日本の魅力を凝縮!)未来と伝統が融合する空間】

総工費約360億円をかけた日本館は、日本の最先端技術と伝統文化を融合させた、日本の粋を集めたパビリオンです。

【最新ロボット技術やデジタルアート】

日本の技術力を結集したロボットたちが、未来の生活を垣間見せてくれます。
【大阪・関西万博初公開!火星の石】

2000年に日本の観測隊が南極で発見した、約12.7kgの巨大な火星隕石が一般公開されます。数万年の時を超えて地球にやってきた奇跡の石は、圧巻のスケールです。ラグビーボールほどの大きさで、火星のロマンを感じずにはいられません。
【大阪ヘルスケアパビリオン「REBORN」をテーマにした未来の健康体験】
「REBORN」をテーマに、2050年の未来都市を舞台にした体験型展示が楽しめます。
【未来のアバター体験】
自身の健康データをもとに、未来の自分のアバターが生成されるというユニークな体験ができます。未来の自分がどのように変化しているのか、興味深い発見があるかもしれません。
【進化版「ミライ人間洗濯機」が登場】
1970年の大阪万博で話題となった「人間洗濯機」が、さらに進化して登場!カプセルの中で生体データを測定し、年齢層に合わせた水流で全身を自動洗浄してくれるという、近未来的な体験は必見です。
【世界の文化に触れる!魅力的な海外パビリオン】
各国の文化や技術、魅力を発信する海外パビリオンも、万博の醍醐味の一つです。
【フランス パビリオン「愛の讃歌」をテーマにした壮大な展示】

「愛の讃歌」をテーマに、大規模な建築物でひと際目を引くフランスパビリオン。LVMHがメインパートナーとして協賛しており、フランスらしい洗練された文化や芸術に触れることができそうです。
【イタリア パビリオン「木造シアターと屋上庭園」でイタリアを満喫】

木製のイマーシブシアターや美しい屋上庭園が特徴のイタリアパビリオン。イタリアの豊かな文化や歴史、最先端の技術に触れることができるでしょう。
【カタールパビリオン「伝統と革新が融合」した美しい建築】

隈研吾建築都市設計事務所が建物を手がけるカタールパビリオンは、伝統的なダウ船と日本の指物の技術から着想を得た、独創的で美しいデザインが特徴です。
【オランダパビリオン「水とチーズを楽しむ」ユニークな体験】

水と深い関わりのあるオランダならではの展示や、名物のゴーダチーズを使ったトーストなど、グルメも楽しめるオランダパビリオン。風車をモチーフにしたデザインにも注目です。
【スイス パビリオン「ハイジの世界」でスイス料理を堪能】

あの名作「ハイジ」をテーマにしたレストランが登場するスイスパビリオン。美しい景色を眺めながら、本格的なスイス料理を味わうことができます。
【知る人ぞ知る穴場か?「国連パビリオン」で国際社会の課題に触れる】
パンフレット未掲載の穴場「国連パビリオン」。各国の文化紹介に対し、地球規模の課題や国際協力を発信。SDGs啓発、紛争・貧困・環境問題への取り組みについて展示されています。華やかなパビリオンの中で、地球の現状を深く理解し未来を考える静かで意義深い場所。国際社会の課題に関心ある方におすすめのパビリオンです。
【共同館 コモンズで「気軽に多文化」体験!】

複数の国が集まる共同館は、予約なしで気軽に各国の文化や魅力に触れることができる穴場スポットです。

コモンズ-A~F館では様々な国の雰囲気を少しずつ楽しみたい方におすすめです。

【民間パビリオン「個性豊かな体験が満載!」企業・団体パビリオン】
各企業や団体が、独自の技術や未来へのビジョンを提示する企業・団体パビリオンも見逃せません。
【パソナグループ「PASONA NATUREVERSE」iPS細胞が生み出す「動くミニ心臓」に注目!】

パソナのパビリオンでは、なんとiPS細胞が生み出す「動くミニ心臓」が展示。実際に鼓動する様子を観察できる貴重な機会です。心臓病治療への期待が高まる「iPS心筋シート」に関する展示もされています。
【GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION「実物大ガンダム」が夢洲に立つ!】

世代を超えて愛される「ガンダム」の世界観を通じて、未来を考えるきっかけを提供するパビリオン。会場には実物大ガンダム像が設置され、圧倒的な迫力はファンならずとも必見です。

【住友館「森に迷い込むような癒やしの空間」いのちの物語に出会う】
約1,000本の木を使った独創的な建物は、住友グループの発展を支えてきた別子銅山の山々を表現しています。まるで森の中に迷い込んだかのようなインタラクティブ体験を通じて、自然と共生する未来を考えさせられます。
【三菱未来館「時空を超える」壮大な旅へ】
地上に浮かぶ“マザーシップ”をイメージした建物では、未来の技術や社会課題をテーマにした展示が、時空を超える壮大なスケールで展開されます。臨場感あふれる映像やインタラクティブな仕掛けで、未来への想像力が掻き立てられるパビリオンとなっています。
【パナソニックグループパビリオン「ノモの国」最新技術で「こころとからだ」を解き放つ】
「解き放て。こころとからだとじぶんとせかい。」をコンセプトに、パナソニックの最新技術を駆使した没入型体験が楽しめます。五感を刺激する映像や音響、インタラクティブな展示を通じて、新たな発見や感動が生まれるかもしれません。
【NTT Pavilion「未来のコミュニケーションを体感」Natural】
未来のコミュニケーションやテクノロジーを体験できる展示が期待されるNTT Pavilion。どのような革新的な技術やアイデアが登場するのか、注目が集まります。
【未来社会ショーケース「未来の生活を具体的に体験」できる展示】
未来社会ショーケースは、西ゲート側にあります。
デジタル分野では、来場者向けパーソナルエージェントや自動翻訳システムが登場。バーチャル空間では、バーチャル万博を楽しめます。環境分野では、カーボンリサイクルファクトリーが、スマートモビリティ分野では、EVバス、水素船、空飛ぶクルマが展示されます。
【夜を彩るイベント&ウォータープラザのスペクタクルショー】
会期中の日没後には、「音響や映像装置などを駆使したイベント」、「アオと夜の虹のパレード」などが毎日実施されます。
【ウォータープラザ「アオと夜の虹のパレード」水と光のスペクタクルショー】
ウォータープラザでは、水と空気のエネルギーを活用したダイナミックなスペクタクルショー「アオと夜の虹のパレード」が繰り広げられます。水上に広がる巨大な舞台空間で、水と光、音楽が織りなす幻想的な世界に引き込まれるでしょう。上演時間は約30分で、19:10(18:40開場)と20:30(20:00開場)の2回。予約抽選となっています。
【効率的に回るためのヒント】
広大な万博会場を効率よく回るためには、事前の準備が重要です。人気のパビリオンは事前予約がおすすめです。ただし、2025年4月13日現在では抽選制となっています。落選しても諦めずに、当日予約までトライしてみましょう。パビリオンはいくつかのエリアに分かれているため、興味のあるパビリオンを同じエリアでまとめて回ると、移動時間を節約できます。事前にマップを確認し、効率的なルートを計画しましょう。一般的に午前中は比較的混雑する傾向があります。体力も考慮して、午前中にいくつか回り、午後に休憩を挟みながら気になるパビリオンを巡るなど、無理のない計画を立てましょう。
【まとめ】
2025年 大阪・関西万博は、未来の技術や文化、そして世界各国の魅力に触れることができる、またとない機会です。今回ご紹介した注目パビリオンや穴場スポットを参考に、あなただけの最高の万博体験を計画してみてください。最新情報は公式サイトで随時更新されるので、そちらもチェックをお忘れなく!さあ、夢洲で「いのち輝く未来」を体感しましょう!最後までご覧いただきありがとうございます。下記に周辺スポットや関連情報もございますので、ご参考下さい。