

2025年に開催!大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、世界中の文化や技術が集まる一大イベント。見どころが盛りだくさんですが、会場内でのお食事も大きな楽しみの一つですよね。こちらの記事では、フードコートからテイクアウトまで徹底解説していきます。

【2025年大阪・関西万博 グルメガイド】

「食いだおれ」の街、大阪で開催される万博ですから、グルメも期待大です。広大な会場内には、様々なスタイルの飲食店が登場しますが、たくさんありすぎてどこに行けばいいか迷ってしまう方も多いはず。

実は私、2009年から食べログで1,000件以上の飲食店をレビューし、Googleローカルガイドでもレベル10、そして個人的な「おでかけぶろぐ」では特に厳選したお店をご紹介してきました。加えて、国家資格である調理師免許も持っており、様々な視点からも見てまいりました。

長年、食を追い求めてきた私の視点から、今回の大阪・関西万博のグルメについて、皆さんにぜひ知っていただきたいポイントを厳選してお伝えします!少しでも万博でのお食事選びのご参考になれば幸いです。

【夏でも快適!屋内フードコート】
万博会場は広大。特に夏の暑い時期や雨の日には、涼しい屋内でゆっくり食事ができる場所は非常に重要です。

私の経験上、大規模イベントでの屋内フードコートは特に混雑しますが、事前に情報を把握しておくとスムーズです。いくつかおすすめの屋内フードコートをご紹介します。
【屋内フードコート1:大阪のソウルフードを厳選!「大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」リングサイドマーケットプレイス西1F】

大阪グルメを手軽に、かつ網羅的に味わうなら、まずここが一番の候補に挙がるでしょう。

大阪の人が慣れ親しんだ、大阪を代表する名店が一堂に会しています。

注目ポイントは、ラインナップの豪華さ。

「串カツだるま」「たこ家道頓堀くくる」「ねぎ焼やまもと」「どうとんぼり神座」「大起水産回転寿司」「黒毛和牛一頭買い焼肉道頓堀みつる」など、長年大阪の食を見てきた私にとっても、これだけの名店が一つの場所に集結するのは壮観です。

これらの店舗が持つ技術やノウハウが一堂に会しているのは非常に興味深いです。

初めて大阪の味を体験する方には、ここで代表的なグルメをまとめて味わえるのは非常に効率的で、間違いのない選択と言えるでしょう。

テーマ性と快適性。

大阪の食と日本の祭りをテーマにした空間は、まさに食のエンターテイメント。1,000件以上の飲食店を巡ってきた私でも、こういう「体験型」の食空間は非常に魅力的だと感じます。さらに、屋根付きの室内で冷房も完備されているのは、万博という場所、そして開催時期を考えると最高のメリットです。
座席数と特典

なんとテーブル1000席!広々としていて、手軽に立ち食いできる他、テーブル席でゆったりと食事を楽しめそうです。

さらに、確実に休憩場所を確保したい方のために、有料の指定席も用意されています。こちらは1人50分550円で利用でき、340mlのお水と、ここだけのオリジナルグッズが付いてきます。混雑が予想される時間帯や、特別な記念にしたい方には嬉しいサービスですね。

名称 | サスティナブルフードコート 大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~ |
場所 | 西ゲートゾーン(リング外・北側)リングサイドマーケットプレイス西 W01 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
HP | 詳細・予約 |
特に、初めて大阪を訪れる方には、大阪のソウルフードをまとめて味わえるこの場所は、私の経験上、まず最初におすすめしたいスポットです。
【屋内フードコート2:イベント前後に便利な「風の広場マーケットプレイス」は穴場のグルメスポット】

EXPOアリーナでのイベント参加前後に便利なのがこちら。

洋食を税込1,078円~提供しているフードコートです。

広々とした空間が魅力のフードコートです。

イベントが開催されてない日は比較的、人が少なく穴場のスポットに。

1人でも気軽に利用できるカウンター席もあります。

テラス席もあるので、気候や天気の良い日におすすめです。
名称 | 風の広場マーケットプレイス |
場所 | Lフューチャーライフゾーン |
EXPOアリーナ「Matsuri」会場に近く、広さ127坪、座席数180席(総席数430席以上)と比較的ゆったりとした空間で食事ができます。

イベントの合間にサクッと済ませたい場合に覚えておくと良いでしょう。
【屋内フードコート3:総席数550席以上「好きやねん大阪フードコート EAST SIDE」ウォータープラザの大型フードコートで食事】

会場南東のウォータープラザにも、大きなフードコートがあります。

名称 | 好きやねん大阪フードコート EAST SIDE |
営業時間 | 10:00~21:00 |
場所 | ウォータープラザマーケットプレイス東2F |
HP | 公式サイト |

総席数550席以上を誇る大型フードコート。

様々なメニューが揃い、便利な立地です。
【開放的なテラス席で気分転換】
気候や天気の良い日は、屋外のテラス席で開放的に食事を楽しむのもおすすめです。私のブログでも、景観や雰囲気を重視したお店をご紹介することが多いのですが、万博ならではの特別な空間で食事をするのも良い思い出になります。

【テラス1:大阪ヘルスケアパビリオン「ミライの食と文化」グルメ】

OSAKA Healthcare Pavilionを利用しなくても、パビリオンに併設する「ミライの食と文化」のみの利用が可能。

パビリオン前のテラスで、心地よい風を感じながら食事ができます。少し休憩したいときに、気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。

名称 | ミライの食と文化 |
場所 | OSAKA Healthcare Pavilion 前 |
HP | 公式サイト |
【テラス2:森に囲まれたテラス「EARTH TABLE 未来食堂」静けさの森 前】

「静けさの森」という名前の通り、穏やかな環境。

GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店、THEO’S CAFÉ、テラスニチレイ、とんかつ乃ぐち、Earth Sweets PRESENTED BY TAKESHITA SEIKAなどが並んでいます。

こちらのテラスでも食事が可能です。会場の賑わいから少し離れて、静かに食事を楽しみたい方におすすめです。
名称 | EARTH TABLE 未来食堂 |
場所 | 静けさの森 前 |
【手軽にサクッと!テイクアウトグルメも充実】
時間をかけずに食事を済ませたい時や、好きな場所で食べたい時にはテイクアウトが便利です。私自身も、イベント会場ではテイクアウトを駆使して時間を有効活用することがよくあります。
【テイクアウト1:象印のおにぎりに注目「ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』でテイクアウト」し周辺の休憩所で食事】

こちらでは、ロボットと人が協力して作る美味しいおにぎりがおすすめ!

象印のおにぎりがテイクアウトできます。

家電メーカーが作るおにぎりというのは、非常にユニークで興味を惹かれます。

お米の炊き方や握り方へのこだわりがどれほどのものか、ぜひ確かめてみたいポイントです。

購入した後は、隣接する石のパーゴラや大屋根リングの下のベンチなど、お気に入りの場所で食事を楽しむことができます。場所を選ばず、自分のペースで食べられるのがテイクアウトの最大の魅力ですね。

名古屋名物「みそかつ 矢場とん」も美味しいですね!
【テイクアウト2:会場内のコンビニエンスストアも便利】

万博会場内にはコンビニエンスストアもあり、飲み物や軽食、おにぎりやお弁当、お菓子などを手軽に購入できます。サッと済ませたい時や、小腹が空いた時、ちょっとした休憩に飲み物が欲しい時などに立ち寄れる、非常に便利な選択肢です。
【ゆったり過ごせるレストランやカフェ】
少し落ち着いて食事をしたい、特別なメニューを味わいたい、という方にはこちらのエリアがおすすめです。
【セービングゾーン ウォータープラザマーケットプレイス西】

1Fには、ちょっとした軽食や飲み物、日用品の購入に便利なコンビニエンスストア「セブンイレブン」とカフェがあります。
【SUNTORY PARK CAFÉ】

休憩にぴったりのカフェ。クラフトホットドッグや天然水のかき氷、ここでしか飲めないオリジナルのコーヒーBOSSなどが提供されています。

カウンター席からは、ウォータープラザと大屋根リングを眺めることができます。
【高原レストラン 水空 SUIKUU】

セービングゾーン ウォータープラザマーケットプレイス西2F。サントリーとダイキンのコラボによって誕生したレストラン「高原レストラン 水空 SUIKUU」があります。私も毎日飲む水とエアコンでお世話になっています。

ウォータープラザのショーを眺めながら、ゆったりと食事が楽しめるレストラン。私のブログでも重視する「雰囲気」も楽しめる、特別な時間を過ごせそうな場所です。
【近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 大阪・関西万博ウォータープラザマーケットプレイス店】

近畿大学が研究・養殖した魚など、こだわりの食材を使った料理が味わえるお店。

普段から特定の食材にこだわったお店を訪れる私としても、万博ならではの注目スポットだと感じています。研究機関が手がける食材がどのように調理され提供されるのかを感じ取りながら楽しめるスポットです。

【大阪発祥!お馴染みの回転寿司も未来型で登場】
大阪で生まれ、全国、そして世界へと展開している人気の回転寿司チェーンも万博に出店します。手軽に美味しいお寿司を食べたい時にどうぞ。手軽さと品質のバランスが良い回転寿司は、私も日頃から非常にお世話になっています。【回転寿司の誕生ストーリーについての記事はこちら】
【無添加で安心「くら寿司」大阪・関西万博店】

大阪で誕生し、「無添加」で人気を博しているお馴染みの回転寿司店。安心安全に美味しいお寿司が楽しめます。その「無添加」にこだわる姿勢は、多くの飲食店を見てきた中でも独自の強みだと感じています。

【世界の「スシロー未来型万博店」まわるすしは、つづくすしへ。】

圧倒的な店舗数で、日本だけでなく世界でも愛されるスシロー。万博ではどんな未来型店舗になるのか注目です!その展開力と品質は、非常に高いと感じます。万博で「未来型」と銘打っている点も興味深いですね。
【2025年大阪・関西万博 グルメガイド まとめ】
大阪・関西万博の会場内には、大阪グルメを堪能できるフードコートから、テラス席で開放的に楽しめるスポット、落ち着いたレストラン、手軽なテイクアウトや回転寿司まで、本当に多種多様な食の選択肢があります。
今回の万博グルメは、暑さや混雑を避けるなら屋内のフードコート、天候や天気の良い日にはテラスやテイクアウト、特別な時間にはレストラン、といったように、その時の状況や気分に合わせて選べるように構成しました。
事前に気になるお店をチェックしておくと、当日の食事プランが立てやすくなります。ご紹介した私の経験と専門知識に基づいて厳選した情報が、皆さんの万博での「食いだおれ」体験をより豊かにする一助となれば幸いです。
万博の素晴らしい体験とともに、大阪の「食」も存分に満喫してください!楽しい万博旅行と、美味しい「食いだおれ」体験を!最後までご覧いただきありがとうございます。下記に周辺スポットや関連情報もございますのでご参考下さい。