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【EXPO2025】住友館を徹底攻略!予約なしでも感動の森の体験へ

おでかけぶろぐ管理人lago
おでかけぶろぐ管理人lago

私が万博を巡った中で、特に印象に残ったパビリオンのひとつが住友館です。ほとんどのパビリオンへ30分以内に入場できましたが、住友館では初めて1時間以上待ちました。しかし、その待ち時間も全く苦にならないほど、並んだ甲斐がありました!

今回は、予約がなかなか取れない住友館を、予約なしで入館できた私の体験談を交えながら、その魅力と攻略法を徹底的にご紹介します。

【住友館とは?森と共に歩む住友の歴史と未来】

住友グループは、400年もの歴史を持ち、森を大切にし、それを発展の礎としてきた企業です。住友館では、「この、かけがえのない地球で、多様な個性を認め合って生きること。森の中で共生する、さまざまないのちから学ぶことはたくさんあります。そして、未来へ向かう私たち人間も、自然の一部。2025年の住友館で、人と森とあらゆるいのちが響きあい、調和する、ゆたかな未来を見つける旅へ、出かけましょう」と来館者に呼びかけています。

建物のデザインもまた、住友の歴史と哲学を反映しています。住友の発展の礎である四国「別子の嶺」から着想を得て、山々が連続するシルエットを表現。屋根や外壁には「住友の森のヒノキ」を合板に加工して活用しています。さらに、建物の入り口周辺の外壁には、大阪万博が開催された1970年に植えた「住友の森のスギ」を使用。木々を積み重ねるように取り付けることで、「樹木の年輪や大地の地層」を表現しています。

パビリオンの建設には、住友グループが保有する「住友の森」の木々を約1000本も使用しているとのこと。「1本1本のいのちを大切にしたい」という想いから、木材の加工方法についても検討と議論を重ね、「合板」を用いることで木々を余すことなく利用している点も、住友の自然への敬意を感じさせます。

【予約なしでも諦めない!住友館への入館方法を徹底解説】

住友館は非常に人気が高く、予約がすぐに埋まってしまいます。当日も予約時間の開放は不定期で読みづらいパビリオンですが、私は3日前に予約が取れず、当日現場で並んで入館することができました。その具体的な流れをご紹介します。

住友館には「予約待ち列」が存在します。パビリオンの前で「予約なし観覧 待ち時間」が掲示されることがありますが、すぐに長蛇の列ができてしまいます。そのため、入場規制が敷かれ、ほとんどの時間帯で「予約なし観覧は受付一時中止」となっています。

この受付一時中止」の時に並ぼうとすると、スタッフの方から「通行の妨げとなるのでご遠慮ください」と声をかけられます。では、どうすれば良いのでしょうか?

私のように予約なしでの入館を希望されている方は、住友館の前を行ったり来たりしながら、スタッフの方が「予約なし観覧受付を再開」したことを告げるのを待ちましょう。この声がかかると、皆さん一斉に並び始めます。一瞬走り出す人もいるので、何が起こったのかと驚かれるかもしれませんが、このタイミングを見計らって素早く列に加わることが重要です。私はちょうどこのタイミングで住友館の前を通りかかり、とっさに並ぶことができました。

住友館の観覧時間は約65分1回あたり50人〜60人未満が入館でき、約20分ごとに案内されます。この回転率の良さも、当日入館の可能性を高めています。

【森の奥深くへ誘う感動体験(※ここからネタバレ注意!)】

ここからは入館後の情報で、ネタバレの内容になりますので、内容を知りたくない方はご注意ください。

住友館のテーマは「さぁ、森からはじまる未来へ」。約65分の体験時間となります。館内にトイレはありませんので、入館前に済ませておきましょう

入館すると「Welcome UNKNOWN FOREST」の文字が目に飛び込んできます。

その先は薄暗く、最初に森の中での冒険について説明があります。

グループに1つ風の力が宿ったランタンが手渡されます。森に繰り出しランタンを置く場所を見つけて、置くと何かが起こるとのこと。色々回ってランタンにその力を集めてマザーツリーに届けるのが私たちの役割です。

【冒険のはじまり】

みんなで進んでいくと、広い森の中へ。大きな木がそびえたち、その先は雨が降っています。

しばらくすると光が差し込み、さあ冒険の始まりです!

ここからは自由に道を選んで歩いていきます。夜の森の中、随所に光が差し込み、草木がとてもきれいです。

森の中には動物たちもいます。

森の中を彷徨います。

洞窟に入ったり、ランタンを置く場所を探します。

見つけました!ランタンを置いてみると、なんと動物らしき目が光り出しました!襲ってくるのかと思いきや、ここはオオカミの巣だったようです。

奥から仲間のオオカミが餌を持って帰ってきて、こちらを向いていたオオカミたちが仲間の方に向き、大人のオオカミが小さな子供のオオカミに餌を与える、優しい表情に変わりました。

まるで母の顔ですね。

【幻想的な光景と命のつながり】

洞窟の中を探検!

次はキノコが並んでいるところを見つけました。

ランタンを置くと、キノコたちが光り出しました。

とても幻想的な光景が広がります。

さらに進むと鳥がいるところを見つけ、ランタンを置くと鳥の姿が見えました。

昆虫もいます。

【命の物語が紡がれるシアター】

さらに進むと大きな岩に草が生え、足元には水が流れていました。

とても落ち着く空間です。

水の流れに癒されました。

さらに進むと5メートル以上ある大きな岩があり、天井から光が差し込んでいます。

みんなで集合し、それぞれが持つランタンの光が導く通路に進みます。

その先にあるのがマザーツリー!

たくさん並んだ細い木の枝に、みんなでランタンを掛けます。すると最後の部屋の扉が開きました。

いよいよクライマックスです!

そこには広いシアターがありました。この最後のパフォーミングシアターのみ撮影不可となっています。内容は映像と人による演出で、顔を隠した衣装を着たダンサーが風を演じます!アナログとデジタルを融合させ、立体感のある素晴らしい映像でした。内容は、「生物はみんな不十分ですが、それぞれがカケラであり、カケラが繋がることで命が繋がる、『いのちの物語』というものでした。助け合って人の足りないところを補う。そうやって世界は成り立っている。改めて気づきを提供していただいた、素晴らしいパビリオンでした。

【住友の源流、そして未来へ】

別子銅山を発展の礎に、多様な森のように成長を続けてきた住友の渾身のパビリオンでした。

住友グループ各社がパビリオンで力強く集結し、一粒の種になっています。

訪れた一人ひとりの心にその種は植えつけられ、大きな可能性となって未来へ膨らんでいく。これからの自然・人・社会に驚きやワクワクを与える、「」が、ここから広がっていくようです。

個人的には、愛媛県の新居浜周辺に親戚もおり、別子銅山を身近に感じていたため、改めて訪れたい気持ちになりました。「東洋のマチュピチュ」と呼ばれるマイントピア別子・東平地区は、本当におすすめのスポットです。

パビリオンの出口ではお土産が販売されています。商品は撮影禁止でした。

【植林体験イベント】

また、住友館では植林体験イベントも開催されています。

こちらは予約が取れなかった方向けに9時と13時前後に整理券が配布されています。

体験の内容は小学生向けの内容になっており、大人の方には満足いただけない場合があるとされています。

【住友館 基本情報】

所要時間65分
開館時間9:00 ~ 21:00
場所東ゲートゾーン E07
入館方法〇(事前予約)/〇(当日登録)/〇(予約なし待ち列 不定期)
HP公式サイト
※情報は変わる場合がありますので、HP等でご確認下さい。

【地図】

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?住友館は、たとえ予約が取れなくても、粘り強くチャンスを待てば素晴らしい体験ができるパビリオンです。ぜひ、森からはじまる感動の未来を体験しに、住友館を訪れてみてください!最後までご覧いただきありがとうございます。下記に周辺スポットや関連情報もございますので、ご参考ください。

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