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神武天皇ゆかりの地を歩く!枚岡神社奥宮 神津嶽本宮から春日大社へ歴史探訪の旅

枚岡神社奥宮 神津嶽本宮
おでかけぶろぐ管理人lago
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枚岡神社から春日大社まで、歴史のロマンあふれる一日が始まります。今回は、神武天皇ゆかりの地、枚岡神社を起点に、神津嶽本宮、暗峠、そして古都奈良へと至る歴史探訪の旅をご紹介していきます。ではさっそく生駒山を歩いて行きましょう!

【枚岡神社から春日大社へ】

今回の旅は、大阪の枚岡神社を起点に、神津嶽コースを経由し、奈良の春日大社、東大寺へと至る歴史と自然を満喫する旅です。

【枚岡神社】

枚岡神社|東大阪市

まず訪れるのは、枚岡神社です。神武天皇の東征に深く関わりのあるこの神社は、古くから人々に崇敬されてきました。荘厳な雰囲気の中、神々しい空気を味わいながら参拝しましょう。

【枚岡展望台で大阪平野を一望】

枚岡神社を後にして、いよいよ神津嶽ハイキングコースへ。太古の昔から人々が聖地として崇めてきた神津嶽は、神武天皇が東征の際に祭祀を行ったと伝えられています。

整備された道を歩きながら、豊かな自然と歴史を感じてみましょう。ハイキングコースは暗峠や山頂まで自販機が無いので、水を持参することをおすすめします。

まずは枚岡展望台を目指します。「なるかわ園地」方面に向かって歩いて行きます。

途中、枚岡展望台に立ち寄れば、眼下には大阪平野が一望できます。

枚岡神社、神津嶽コース、枚岡展望台

この日は天気が良く、淡路島や明石海峡大橋も!雄大な景色に心を奪われ、日頃の疲れを癒やすことができました。

【枚岡神社奥宮 神津嶽本宮】

枚岡展望台から枚岡神社奥宮 神津嶽本宮までもう少し!

ここで標高300m。

枚岡駅から約2kmで徒歩40分前後で来れました。

枚岡神社奥宮 神津嶽本宮に着きました!

「枚岡神社創祀之地」の碑があります。

枚岡神社奥宮 神津嶽本宮

枚岡神社の創祀の地は、神武天皇が東征の際、天児屋根大神と比売大神の二神をここに奉祀されたことが始まりとされています。

枚岡神社奥宮 神津嶽本宮

神津嶽の中腹に鎮座する枚岡神社奥宮 神津嶽本宮。

藤原氏ゆかりの「下り藤」社紋。神秘的な空気に包まれています。

藤原 裔 河野氏の大山祇大神、隅切折敷縮三文字の家紋にご縁を感じました。

参拝後は反対側を下っていきます。

枚岡神社奥宮 神津嶽本宮を後にし、いよいよ暗峠へ。

【神津嶽ふれあい広場】

神津嶽ふれあい広場

枚岡神社奥宮 神津嶽本宮から少し歩いたところに「神津嶽ふれあい広場」があるので休憩。こちらにトイレはありますが、自販機は無いので水は持参しましょう。

【弘法の水と笠塔婆】

暗峠に向かう途中、右手に弘法大師ゆかりの「弘法の水と笠塔婆」があります。

谷あいから湧き出すこの澄んだ水は「弘法の水」と呼ばれ、毎朝、一升瓶や水筒を持った人々が飲料水として汲みにくる姿が見られます。

生駒山地の標高約400メートルの谷あいには、マグネシウムやカルシウムを豊富に含んだ硬水脈が連なっています。この硬水脈が、古くから人々の往来で知られる暗越奈良街道の難所、暗峠付近で地表に湧き出し、旅人を潤してきたと考えられます。

かたわらには、いくつかの石仏が並んでいます。その中の右手奥には、特に高い石柱が立っています。これは、かつて笠を載せていた笠塔婆で、高さ181センチ、鎌倉時代中期の弘安7年(1284年)に建てられたものです。

弘法の水と笠塔婆

石柱下部には、阿弥陀如来坐像と「南無阿弥陀仏」の文字が刻まれ、往来の旅人の安全や、近くの神感寺との関係が考えられます。1978年(昭和53年)に東大阪市文化財に指定されており、私も弘法の水で喉を潤し、一休みしました。

【暗峠でタイムスリップ!峠の茶屋すえひろでほっこり休憩】

いよいよ暗峠へ。

暗峠は、日本の道百選にも入っている歴史ある峠です。

峠の茶屋すえひろ|暗峠

暗峠にある昔ながらの峠の茶屋「すえひろ」へ。

名物カレーをいただきながら、お店の方と会話を楽しむのもおすすめです。

【時間があれば少し寄道!府民の森なるかわ園地 ぼくらの広場】

ここでお昼を過ぎていたら下山した方が良いかもしれませんが、時間に余裕があった場合は峠の茶屋すえひろの横の道へ。

府民の森なるかわ園地 ぼくらの広場方面へと歩いて行きます。

森へ足を踏み入れれば、そこには緑豊かな森が広がっています。

府民の森なるかわ園地 ぼくらの広場に着きました!

府民の森なるかわ園地 ぼくらの広場

森ぼくらの広場からは、美しい景色を一望できます。ここから「森のレストハウス」方面へ。

【森のレストハウス】

森のレストハウスに到着!ここで標高496mあります。

入場無料で自由に利用できます。

府民の森 森のレストハウス|東大阪市 |生駒山

ハイカーが休憩でき、お弁当を持ち込んで食事をされる方もいらっしゃいます。

季節の良い時はテラス席もおすすめです!

生駒山系の鳥や木など、豊かな自然に関する展示室のほか、図書コーナーも備えています。

トイレ休憩してから出発!

【八代龍王総社 光明山 神感寺】

足を進めると、八代龍王総社 光明山 神感寺に到着します。

八代龍王総社 光明山 神感寺

生駒山麓の豊かな自然の中に佇むこのお寺は、八代龍王を本尊とする真言宗の寺院です。

雨乞いや治水の神として信仰されており、とても静かで心が落ち着くスポットです。

【山小舎カフェ友遊由で一息】

暗峠に戻り奈良側へ歩くと棚田が広がっています。

こちらの「山小舎カフェ友遊由」で休憩することに。

山小舎カフェ友遊由|生駒山|暗峠

結構な人気店でお昼は満席になることも。

ランチタイムは大人気!自家製ふんわりハンバーグと彩り豊かなサラダがたっぷり乗った、ハンバーグカレー。口に入れた瞬間、幸せが広がる一品です。

店内には棚田を眺めながら食事が楽しめるカウンター席とテーブル席の他、テラスもあります。

【egg cafe KURAGARI】

egg cafe KURAGARI|暗峠|生駒山

暗峠を奈良側に下ると、そこには緑豊かな大自然の中に現れる「egg cafe KURAGARI」が。子供たちが夢中になれるアスレチックや、動物たちとの触れ合いなど、家族みんなで楽しめるアクティビティが満載!こだわりの卵料理と絶景を味わいながら楽しめるスポットです。

【大阪から山越えして奈良へ!往馬大社で歴史ロマンを感じる】

往馬大社「御小麦畑」火祭り保存会の立て札があります。

往馬大社|御小麦畑|生駒山

往馬大社の伝統的な火祭りを継承し、後世に伝えられています。

往馬大社に着きました!

往馬大社|生駒山

生駒山の息吹を宿す、往馬大社。古来より人々は、この地に鎮座する神々を「火の神」として崇め、山の生命力を司る神聖な力に畏敬の念を抱いてきました。鎌倉時代には武運長久を祈願し、八幡神も合祀され、より一層信仰を集めるようになったのです。今もなお、生駒山の豊かな自然の中で、人々の暮らしを見守り続けています。

往馬大社での参拝を終え、次の目的地「春日大社」へ向かうため、近鉄一分駅へと急ぎ足で向かいました。

【春日大社へ】

近鉄奈良駅に降り立つと、そこは緑豊かな奈良公園の入り口。

古都の息吹を感じながら、朱塗りの大鳥居をくぐり、神聖な空気に包まれる春日大社へと足を進めます。

奈良公園の一部は、春日大社の境内でもあり、神の使いとされる「鹿」は天然記念物に指定され、文化財保護法により手厚く保護されています。

春日大社の御祭神は、武甕槌命(たけみかづちのみこと)経津主命(ふつぬしのみこと)天児屋根命(あめのこやねのみこと)比売神(ひめがみ)の四神です。武甕槌命は勇猛な神様として知られ、経津主命は水を司る神様、天児屋根命と比売神は祭祀を司る神様として知られています。

春日大社|奈良県

これらの神々は、古くから人々の暮らしを見守り、平和と繁栄をもたらすと信仰されてきました。

藤原氏の信仰を集めてきた春日大社本殿は、日本の歴史と文化を物語る貴重な建造物となっています。

緑豊かな自然に囲まれた春日大社は、結婚式場としても人気です。神聖な雰囲気の中で、一般の参拝者も、その風景に心が癒されます。

【大仏に圧倒される!東大寺で歴史に触れる】

旅の最後は、東大寺の大仏殿へ。

入館料を払い、いよいよ大仏様との対面です。圧倒されるその大きさと、慈愛に満ちた表情に、旅の疲れも癒やされました。

東大寺|奈良の大仏

東大寺を後に参道を歩けば甘い香りが漂い、いたるところから鹿の愛らしい鳴き声が聞こえてきます。お土産屋さんが軒を連ね、国内外の観光客で賑わっています。

【枚岡神社奥宮 神津嶽本宮から春日大社へ歴史探訪の旅 まとめ】

今回の歴史探訪では、神武天皇ゆかりの地、枚岡神社から始まり、神津嶽、暗峠、そして古都奈良へと至る歴史の道を歩きました。豊かな自然と歴史に触れ、心身ともにリフレッシュできました。最後までご覧いただきありがとうございます。以下に関連情報もございますので、ご参考下さい。

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