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村上水軍の拠点 稲井城跡(姫内城跡)は しまなみ海道の大島にあった

来島海峡大橋
おでかけぶろぐ管理人lago
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しまなみ海道の来島海峡大橋が架かる大島の火内鼻半島。こちらに村上水軍の拠点であった稲井城跡(姫内城跡)があります。近くにサイクリングロード休憩場がありますので、そちらからの道案内や景色などをご紹介していきましょう。

左「ひないばいくどうきょう」と右「ひないほどうきょう」

【稲井城跡 について】

大島の火内鼻半島に築かれた「稲井(いない)城」は別名「姫内(ひない)城」や「火内(ひない)城」と呼ばれていたようです。吉野朝(南朝)の大将で四国中国地方の総大将であった脇屋義助 公が伊予国分寺にて病没後、1384年に義助 公の子である脇屋義治 公は能島へ。1393年に義治 公の子である助盈 公は村上師清(もろきよ) 公より稲井城(別名 姫内城)を与えられ稲井頼國と改め、その子孫は村上水軍第二家老として因島土生の対潮院と小丸山城主となったとされています。

【稲井城跡への道案内】

ここからは、近くにある施設「道の駅 よしうみいきいき館」からの行き方をご案内します。

【道の駅よしうみいきいき館】

近くに七輪バーベキューや海鮮丼も楽しめるレストラン、お土産店などもある人気の道の駅があります。

道の駅よしうみいきいき館|愛媛県今治市
道の駅よしうみいきいき館

【しまなみ海道サイクリングロード】

道の駅から大島環状線(49号線)で、しまなみ海道を越えると「しまなみ海道サイクリングロード」があります。

しまなみ海道サイクリングロードは上り坂ですので、自転車はスピードは出てないとはいえ歩行者は十分お気をつけ下さい。

大きな地図で見どころなどが紹介されています。

【サイクリングロード休憩場】

大きな地図のすぐ近くにサイクリングロード休憩場があります。ここまで来れば、稲井城跡はすぐですので、疲れていたら休憩して下さい。

ドリンクの自動販売機があるので、のどが渇いていたら水分補給を!

【稲井城跡】

サイクリングロード休憩場から稲井城跡まですぐです。自転車の方は駐輪して徒歩で!

現在地はここですが、来島海峡大橋の下をくぐることになります。

休憩場の前の道を渡ると木々の間に道があります。

この道を歩いていきます。

道を歩いていくと広場があります。この周辺一帯が稲井城跡地になります。

来島海峡大橋の下の雰囲気。

来島海峡大橋の下です。財団法人 愛媛県埋蔵文化調査センターの調査では、主郭部や東側の曲輪から建物の柵の跡も見つかっています。

周辺を見渡してみます。

この一帯は公園でしたが、しまなみ海道の建設時に取り壊され、その後の発掘調査で様々な城の遺構が発見されています。

来島海峡と下田水港を望む城で、絶景です!

奥は行き止まりになっています。稲井城(姫内城)を拠点とし、周辺には武志城や中途城など小さな城もあったようです。

【名所 来島海峡大橋】

来島海峡大橋は全長4,105mあり、年2回(11月と1月の20日前後)、夕日が主塔の真ん中に沈む絶景を見ることができるスポットです。橋上からも景色を眺めてみて下さい。

【ひないほどうきょう・ひないばいくどうきょう】

右側が歩行者道・自転車道の「ひないほどうきょう」、左側が原付道の「ひないばいくどうきょう」です。

平成11年1月に完成した道路とされています。

父が景色を眺めています。自転車も来ますので、気をつけて下さいね!

左側は原付バイクが走っています。

【稲井城の関連記事】

稲井城について詳しい記事がありましたのでご紹介します。(※外部サイトになります)

尾道市因島・瀬戸田地域の週刊新聞 せとうちタイムズ 様の記事

歴史にお詳しいブロガー とんぼ草 様の記事

【稲井城跡 基本情報】

住所愛媛県今治市吉海町椋名

【地図】

【まとめ】

城主となった稲井頼國 公は、村上三郎とも呼ばれ村上水軍の第二家老となり、新田義宗 公の子である義處は姓を救井に改め村上水軍の第一家老となったと因島水軍城でも紹介されています。村上海賊は大山積神社に法楽連歌を奉納して武運を祈り、八幡船は大山積大神、八幡大菩薩の旗を掲げ出航していました。歴史を感じながら来島海峡大橋の絶景を眺めるとまた違った角度で見ることができるかもしれませんね!最後までご覧いただきありがとうございます。下記に関連情報もございますので、ご参考下さい。

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