農薬に頼らずに自然の恵みで優しく育てられている名産「新宮茶」で知られる愛媛県四国中央市新宮町。その中の観光スポット「霧の森」には、全国1位となった「霧の森大福」などのスイーツが並ぶ菓子工房、新宮茶体験コーナー、カフェ、レストラン、温泉などが揃う観光地です!新宮町は私の母の生まれ故郷でもありますので愛郷心を持って、施設ごとに詳しくご紹介していきます!
【新宮と霧の森について】
道の駅 霧の森 第1駐車場から土佐北街道と、玉水橋を渡り馬立川を越えたところにある四国中央市新宮の観光名所、文化いこいの里 「霧の森」。1999年に新宮村をはじめ地域民間が協力、出資で第三セクターにて設立。㈱やまびこが運営する観光スポットです。新宮は農薬に頼らずに自然の恵みで優しく育てられた「新宮茶」が名産として知られていますが、2004年には「霧の森大福」が全国で1位となり新宮の名物に。2005年以降は新宮茶専門カフェの「霧の森茶フェ」や天然温泉の美肌の湯として知られる霧の森温泉「霧の森交湯~館」などの施設もオープンし拡大。宿泊施設の「霧の森コテージ」などゆったり寛げる空間で、これからの展開も楽しみな場所です。
807年に紀伊国新宮から熊野神社を勧請したことから「新宮」とされたようで、山地で霧が発生することが多く、幻想的な空間が広がります。
この新宮ならではの冷涼な気候を活かし「新宮茶」を栽培する茶畑が広がる光景も癒しのポイント。川も美しく自然に包まれるスポットです。
綺麗な水と癒しの緑に包まれる自然の中にある「霧の森」。
【霧の森にある施設】
「霧の森」には「霧の森菓子工房新宮本店」をはじめ、「霧の森茶フェ ゆるり」、「街道茶店 聴水庵」、「霧の森レストラン」、「霧の森交湯~館 温泉・研修室」、「霧の森ふれあい館 総合案内所」、「イベント広場」などの施設が集結しています。では、ここから施設ごとにご紹介していきましょう!
【霧の森菓子工房新宮本店】
全国1位となった「霧の森大福」をはじめ、和菓子だけでなく洋菓子も販売されています。
こちらの「霧の森大福」が1番人気!自然の恵みたっぷりの新宮で優しく育てられた、新宮茶をふんだんに使用。香り高い抹茶、抹茶を練り込んだ餅、上品なこし餡、なめらかな生クリームの4層で味の変化が楽しめる贅沢な大福です。
お土産用の「霧の森大福」。全国で1位となった大福ということもあり売り切れることも。
霧の森菓子工房新宮本店の隣に「霧の森茶フェ ゆるり」があります。
【霧の森茶フェ ゆるり】
農薬に頼らずに自然の恵みで優しく育てられた「新宮茶」。この気品あふれるお茶と「霧の森大福」をはじめ上品なお菓子と共に楽しめる「新宮茶専門カフェ」。霧の森では「霧の森大福」以外にも人気スイーツが色々あるのでご紹介していきましょう!
掘りごたつ式の囲炉裏で座りやすいのも◎新宮茶専門の古民家カフェで、ゆったり新宮茶をいただきます。
人気の「霧の森ロール 抹茶」。自然の恵みを受けた平飼い鶏の有精卵を使用。ふんわりしっとりとした生地に、体に優しい新宮抹茶が加わり、甘さ控えめのクリームが抹茶の香りを引き立てる。絶妙な味わいの抹茶ロール。
テイクアウトでも楽しめる「新宮茶ソフトクリーム」。味は「抹茶」、「ほうじ茶」にバニラ、ミックスもOK!
さわやかに香るほうじ茶と抹茶にチョコレートの甘さ。なめらかな口溶けがたまらない逸品。
ほうじ茶と抹茶、和三盆の上品な甘さ。これぞ和菓子の真骨頂!
【新宮茶体験コーナー・街道茶店 聴水庵】
「霧の森菓子工房新宮本店」と「霧の森レストラン」の間、一段下にある新宮茶体験コーナー。
新宮茶の飲み比べや淹れ方を体験できるスポットです。
極上の煎茶を飲み比べ。ほうじ茶炒り体験や新宮茶淹れ方講座などが開催されています。
【霧の森レストラン】
霧の森レストランは、「新宮茶体験コーナー聴水庵」と「霧の森ふれあい館」の間にあります。
新宮茶を使用する「茶そば」と「おぼろ豆腐」が自慢のレストラン。
店内は緑に包まれたゆったり空間。
茶釜うどん、チョウザメの刺身、鹿肉のトマトソース煮、揚げ出し豆腐、小鉢、ご飯、香の物、みそ汁、デザート(名物 霧の森大福)付の「茶釜うどんの和風膳」。完全予約制のメニューです。
しし肉と鹿肉の石焼き、チョウザメの刺身、鹿肉のトマトソース煮、アメゴと鮎の唐揚げ、小鉢、ご飯、香の物、みそ汁、デザート(名物 霧の森大福)付の「しし肉と鹿肉の石焼き御膳」。こちらも完全予約制のメニューです。
小学生以下限定の「お子様ランチ」。ディナータイムでもオーダーできます。
別途、「霧の森アイス」の新宮ほうじ茶もオススメです!
【霧の森温泉 交湯~館】
霧の森ふれあい館の隣に霧の森温泉「霧の森交湯~館」があります。
霧の森温泉は、メタホウ酸や炭酸水素イオンなどが含まれた温泉で良好な泉質。天然の保湿成分で肌の若返り、美肌効果も期待できるアンチエイジング天然温泉として、女性にも人気です。
中に入ると券売機があり、大人400円、小学生・65歳以上300円、小学生未満は無料。
霧の森コテージ宿泊の場合は入浴券が1人につき1枚付いています。
入浴後は和室休憩コーナーで寛ぐことも。10:00~18:30までは軽食も販売されています。
【霧の森ふれあい館】
交湯~館とレストランの間。菓子工房本店、茶フェの向かいで、霧の森の真ん中にある「霧の森ふれあい館」。
「道の駅 霧の森 総合案内所」で、新宮の観光案内所として新宮全体に関する情報を発信されています。
霧の森ギャラリーもあり、展示物もあります。
【イベント広場】
ふれあい館と交湯~館、茶フェの近くにあるイベント広場。
560人収容できる席の真ん中には芝生広場があり、6月には新宮茶祭り、8月は夏祭り、10月には大収穫祭などがある他、様々なイベントが開催されています。
イベント広場前の新宮街道観音。高さ台座込みで6mある観音菩薩は「裁判の観音様」として知られています。当初は新宮村がもつ観音文化の象徴として設置されたものの、政教分離に反するとして裁判に。解決後は宝乗寺の観音菩薩となり、人々の苦悩を救う観音様として親しまれています。
【霧の森コテージ】
霧の森にある宿泊施設「霧の森コテージ」。
チェックインは15:00~でチェックアウトは10:00とゆったり
管理棟の前に「ブナ」、「ヒイラギ」、「ニレ」、「マユミ」、「ヒメシャラ」、「カエデ」、「ミズナラ」と7つのコテージが並んでいます。
コテージ室内は、キッチン、電子レンジ、湯沸かしポット、調理器具、冷蔵庫、シャワー、トイレ完備。
上部にはロフトもあり。
夕食は「霧の森レストラン」でゆったり食事を楽しみ、朝食はチェックイン時に受け取った「バスケットモーニング」をコテージ内でいただきます。
あと、「霧の森コテージ」以外で周辺にある宿泊施設としては、チェックアウトが11:00とゆったり寛げる「霧の高原コテージ」の他、「霧の高原オートキャンプ」、「霧の高原テントサイト」などもあります。
【馬立温泉 霧の湯・森の湯】
霧の森コテージにある馬立温泉。宿泊者専用の温泉で霧の湯と森の湯があります。
利用時間は15:00~22:00、翌朝6:00~9:00まで。
奥の「霧の湯」が女湯、手前「森の湯」が男湯です。霧の森温泉は天然の保湿成分として知られているメタホウ酸、炭酸水素イオンが含まれ、肌の若返り、美肌効果も期待できアンチエイジング。
ただ、小さな施設のため他の方が入浴中でなかなか利用できない場合、宿泊者は1回のみ「交湯~館」でも入浴できます。泉質は同じですので、広い浴場がお好みの方は「交湯~館」がオススメです。
以上、「霧の森」や周辺の施設をご紹介してきました。最後に住所や電話番号、アクセス、地図などの基本情報は下記になります。
【霧の森 基本情報】
住所 | 愛媛県四国中央市新宮町馬立4491-1 |
電話番号 | 0896-72-3111 |
HP | 霧の森 公式サイト |
【アクセス】
高知自動車道の新宮インターチェンジを下りて、日帰りの方は「道の駅 霧の森 第1駐車場」を目指し、霧の森で宿泊の方は専用駐車場がありますので「霧の森コテージ」を目指すと良いと思います。
【日帰り向け 道の駅 霧の森 第1駐車場 地図】
日帰りの方は「道の駅 霧の森 第1駐車場」が広いのでおすすめですが、駐車場前の道路・橋を渡って「霧の森」へ行くことになります。「第2駐車場」は霧の森内にありますが、規模が小さくご年配の方等に優先したい駐車場です。今後拡張されるようですので期待したいですね!
【宿泊者専用駐車場 霧の森コテージ 地図】
【まとめ】
ここまで「霧の森」内の施設についてご紹介してきました。農薬に頼らず育てられている名産「新宮茶」の体験をはじめ、全国1位となった「霧の森大福」を製造販売する「霧の森菓子工房新宮本店」、気品あふれる新宮茶とスイーツをイートインでゆったり楽しめる「新宮茶専門カフェ」、新宮茶を使用する「茶そば」が楽しめるレストラン、美肌効果が期待できる「霧の森温泉」など盛りだくさんでした!四国の中央にある「霧の森」は、施設が集合しているので老若男女問わず楽しめるスポットですのでオススメです!最後までご覧いただきありがとうございます。下記に関連情報がありますので、ご参考ください。