

万博会場で感じたあのアフリカのエネルギーと洗練された美食が、ミナミの街でいつでも楽しめるようになりましたので、詳しくご案内していきましょう。

【PANAF’ African restaurant & Clubについて】
2025年に開催された大阪・関西万博。私自身、期間中に45回会場に足を運び、パビリオンもレストランもじっくり巡りました。その中でも印象的だった「アフリカンダイニングホール PANAF’」が、嬉しいことに常設店となって心斎橋に蘇ったのです。

2026年3月24日にオープンした「PANAF’ African restaurant & Club」は、心斎橋BIG STEPの7階にあります。エスカレーターでは7階まで上がれないため、1階からエレベーターで向かうのがおすすめです。

エレベーターの扉が開いた瞬間、目の前に印象的な壁画とお店の入り口が現れます。なんとこの壁画や音響・照明機器、厨房設備は、万博会場のものをそのままリユースして持って来られたとのこと。

パビリオン級のスケール感を引き継ぐため、130坪・天井高という規格外の空間を持つBIG STEPが選ばれたそうです。

かつてユースカルチャーの発信地だったこの場所に、万博の熱気が見事に再点火されています。

元京都精華大学長で万博協会副会長も務められたウスビ・サコ氏が代表を務める会社が運営しており、単なる飲食店にとどまらない、食と文化の本格的なエンターテインメント空間が広がっています。
【PANAF’ African restaurant & Clubの店内の雰囲気】

入り口付近にはアフリカの色彩豊かな雑貨が並べられており、一歩足を踏み入れると異国情緒あふれる世界観に包まれます。

店内は全200席という圧倒的なスケールを誇り、広々とした空間の中にはカウンター席やゆったりとしたソファ席、さらにはスタイリッシュなハイテーブルや個性豊かなドラム缶テーブルなど、様々な表情を持つテーブル席がバランスよく配置されています。

カウンター席にはアフリカ出身のお客さんが楽しそうに腰掛けて歓談されていて、本場の空気感がそのまま再現されている光景に感動しました。

ユニークで洗練されたインテリアの数々は、大阪・関西万博の中で食と文化が凝縮されていた「リングサイドマーケットプレイス西」2階(W43-22)の「アフリカンダイニングホール PANAF’」を思い出させてくれます。万博当時の熱気はそのままに、よりゆとりを持って楽しめる空間へと見事にスケールアップを遂げています。

奥へ進むとDJブースや本格的なライブステージが設置されており、ステージ前にはゆったり寛げるソファ席が用意されています。

さらに奥の扉を開けて進むと、心地よい風が吹き抜ける屋根付きの開放的なテラス席が広がっています。

心斎橋最大級のテラス席を備えたこのエリアは、開放感あふれるビアガーデンとしてもぴったりな場所です。

毎日開催されるアフリカンミュージシャンによる生演奏では、伝統楽器であるジャンベの力強い太鼓の音や、バラフォンのやさしい木琴の音色が響き渡ります。大体19時頃からステージ演奏が本格化しますが、私が入店した16時頃からもトライバルな演奏を聴くことができました。

音楽に合わせてスタッフさんやお客さんが一緒に踊り出すこともあり、落ち着いて座っていられないほどの楽しい一体感に包まれます。
【PANAF’ African restaurant & Clubの絶品メニュー】
お席に案内されるとスタッフの方が持ってきてくださるメニューを確認し、自分のスマートフォンからモバイルオーダーで注文するシステムになっています。

万博の時よりもメニュー数が大幅に増えていて、どれも美味しそうで選ぶ時間までワクワクしてしまいます。

一品ごとのボリュームがしっかりあるため、複数人で訪れてシェアしながら味わうのも楽しい使い方ですね。豚肉不使用でヘルシーに作られているのも嬉しいポイントです。
伝統とスパイスが織りなす本格アフリカ料理
看板メニューとして親しまれているのが、セネガル発祥の煮込み料理「マフェ」です。

ピーナッツペーストの深いコクとトマトの爽やかな酸味が絶妙に調和した濃厚なシチューで、ゴロゴロとしたお肉や野菜をじっくり煮込み、ライスと一緒にいただく代表的な家庭料理です。万博のフードコートでも多くの方を魅了していたこの味わいを、心斎橋でいつでも堪能できるようになりました。

今回私が注文したのはセネガルの伝統料理「チェブヤップ」です。

価格は2,800円で、牛肉と野菜を煮込んだ旨味たっぷりのスープでお米を炊き上げた一品です。

大きな牛肉が贅沢に入っていて見た目以上にボリューム満点ですが、上に乗せられた具材ごとにそれぞれ異なる繊細な味付けが施されているため、最後までまったく食べ飽きることなく美味しく平らげてしまいました。

また、チュニジアパビリオンを訪れた思い出が蘇る世界最小のパスタ「クスクス」や、スパイスが香る「タジン・ラム」、炭火で香ばしく焼き上げたケニアの「ニャマチョマ」など、アフリカ全土の多彩な食文化が網羅されています。

さらに1,500円で味わえる「チュニジアンパスタ」も注目のメニューです。

チュニジアのショートパスタであるフェルを使用し、少しピリ辛なトマトベースのスープにグリーンピースやコーン、ニンジン、タマネギがゴロゴロ入っています。

こちらはフォークではなくスプーンですくっていただくスタイルで、一皿で大満足できる仕上がりです。

サッカーワールドカップのチュニジア戦の際には、観客のみなさんがこのパスタを味わいながら試合観戦を楽しんだという素敵なエピソードも教えていただきました。

ドリンクは、万博でも大変話題になった「マダガスカルバニラエール」をはじめとするクラフトビールが用意されています。

バニラの甘い香りとビールのコクがマッチして実に美味しい一杯でした。
【PANAF’ African restaurant & Clubの多彩なデザートとキッズメニュー】
お食事の後に楽しみたいデザートラインナップが非常に充実している点も、このお店の大きな魅力なんです。

今回私がいただいた800円の「アフリカンパフェ」は、見た目も華やかでアフリカの伝統と彩りを存分に堪能できる贅沢な一品でした。

底には西アフリカでポピュラーな「デゲ」という穀物を蒸してヨーグルトと合わせたデザートが敷かれており、その上には美容成分たっぷりで注目を集めるバオバブの実を使ったオリジナルアイスが乗っています。

さらに食べ進めていくと、ビタミンCを豊富に含んだハイビスカスの花をすっきり仕上げたピサップソルベが顔を出し、食べ進めるごとに新しい美味しさに出会うことができます。

五感でアフリカの伝統と彩りを楽しめる贅沢なパフェでした。

パフェ以外にも魅惑的なスイーツが目白押しです。西アフリカ伝統の「デゲ」(600円)単品や、南部アフリカで愛されるココナッツミルクのまろやかな甘みが特徴的な「ココナッツドーナツ」(600円)、バナナの旨みとピーナッツの香ばしさが重なるマダガスカルの蒸しケーキ「クーバ」(700円)、甘酸っぱいパイナップルとバターの風味が南国を感じさせる「パイナップルケーキ」(700円)が並びます。

さらに、ウガンダコーヒーとマダガスカルバニラビーンズを贅沢に使用した特別仕立ての「ティラミス」(600円)や、単品で味わえる「バオバブアイス」(500円)、「ビサップソルベ」(500円)、マダガスカル産カカオの芳醇な香りが広がる「マダガスカルチョコレートアイス」(500円)まで揃っており、カフェタイムとしての利用にもぴったりな充実ぶりとなっています。

また、小学生以下のお子様を対象とした900円の「キッズプレート」が用意されているのも嬉しい発見でした。メインは「お子様カレープレート」と「お子様パスタプレート」の2種類から選ぶことができ、プレートにはエビフライやチキンフリット、オムレツ、ポテトといった子どもたちに大人気のおかずが盛りだくさんに添えられています。本場の本格的な大人向け料理だけでなく、子どもたちが喜ぶメニューも用意されているので、小さなお子様連れのファミリー層でも安心して気軽に食事を楽しむこともできるのが嬉しいですね!
【PANAF’ African restaurant & Club 店舗基本情報】
| 店名 | PANAF’ African restaurant & Club |
| 住所 | 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-6-14 BIGSTEP 7F |
| 電話番号 | 070-3514-0139 |
| 営業時間 | 【月~木・日・祝前日・祝後日】11:00 – 23:00(L.O. 料理22:00 ドリンク22:30) 【金・土】11:00 – 22:30(L.O. 22:00)、22:30 – 0:00 |
| 定休日 | 年中無休(年末年始を除く) |
| 支払い方法 | クレジットカード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners、UnionPay) 電子マネー可(交通系、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済可(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、Alipay、WeChat Pay) |
| 席数 | 200席(テーブル、ソファー、テラス、カウンター) |
| 収容人数 | 着席時 200名 / 立食時 300名 |
| 設備・サービス | 全席禁煙、オープンテラス、ライブ・生演奏、スポーツ観戦可、プロジェクターあり、無料Wi-Fi、車椅子対応、バリアフリー |
| アクセス | 大阪メトロ御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋駅」7番出口より徒歩3分 四つ橋線「四ツ橋駅」5番出口より徒歩3分 |
| 公式サイト | PANAF’ 公式サイト |
【地図】
【まとめ】
万博のあの熱気と本場の味わいをそのままに、さらに進化を遂げて心斎橋の街にやってきた「PANAF’ African restaurant & Club」。フレンドリーなスタッフさんの温かいおもてなしと、感性を刺激する音楽、そして素晴らしい料理の数々に心から癒やされる空間でした。食べログで予約できる飲み放題付きのコースは5,000円~用意されているので、パーティーや女子会、夜のクラブシーンまで幅広く活躍してくれそうです。

最後までご覧いただきありがとうございます。下記に関連情報もございますので、ご参考ください。

PANAF’ African Restaurant & Club (アフリカ料理 / 四ツ橋駅、心斎橋駅、大阪難波駅)
昼総合点★★★★☆ 4.1

