

2025年大阪・関西万博に、これまでの万博にはなかった特別なパビリオンが登場しました。それが「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」です。

「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」について
「When women thrive, humanity thrives ~ともに生き、ともに輝く未来へ~」をコンセプトに、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを力強く訴えかけるこのパビリオンは、訪れる人々に深い気づきを与えてくれます。

ストレスフリーなホスピタリティ
万博会場東ゲートゾーンにあるこのパビリオンは、事前予約なしでも自由に入場できます。

入場は少人数ずつのツアー形式で進むので、想像以上にスムーズに入れますよ。

私は自由入場で入館したのですが、17名前後ごとの入場なので意外と進む印象でした。

列に並んでいる間も、来場者への配慮が随所に感じられます。日差しを遮る工夫や、休憩用の椅子、ミストファンが設置されているだけでなく、清潔なおしぼりまで提供される心遣いには感動しました。約30分間の体験ツアーは、写真・動画の撮影もOKなのが嬉しいポイントです。
没入型のストーリー体験

いよいよ入館!一人ひとりにデバイスとヘッドホンが手渡されます。

4名ごとのグループで進むと、最初のゾーンでは鏡の前で自分の名前(ニックネームでもOK)を登録。ここから、いよいよ物語への没入体験が始まります。

最初のゾーン「Three Women」へと進みます。

ここでは、小説家の吉本ばなな氏、詩人・活動家・科学者のエムティハル・マフムード氏、そして気候活動家のシエ・バスティダ氏という、3人の女性のショートムービーを鑑賞します。

さらに、次のゾーン「Three Pathways」では、3人のうちの1人の人生を追体験する没入型の演出が待っています。

私は吉本ばなな氏の人生を追体験しましたが、まるで彼女の記憶の中を歩いているような、特別な感覚を味わうことができました。

追体験の後は、「間(MA)」と呼ばれる瞑想的な空間へ。

水と光と石が配された静かな空間で、これまでの体験を振り返り、心を落ち着かせることができます。

ジェンダー平等の現状と未来

「間」を出ると、来場者は自由に展示を見て回ることができます。「PUZZLE BOX」のゾーンでは、ジェンダー平等の現状を示すさまざまなデータや言葉が示されています。

特に印象的だったのが、クイズ形式で提示された「世界で法的に男女の権利が完全に平等な国は?」という問い。答えはわずか14カ国。法律上の平等と社会的な平等の間にあるギャップを痛感させられました。

しかし、パビリオンはそこで終わりません。未来に向けた希望のメッセージが、著名な格言や、女性の活躍に関するニュースとともに力強く語りかけられます。

日本の状況について書かれた「経済活動への参加 日本 JAPAN」というパネルの簡潔な表現には、多くの課題が残されていることを改めて感じさせられました。

そして最後のゾーン「YOUR HAND」では、黒柳徹子氏や僧侶の西村宏堂氏、寿司職人の三好史恵氏ら、多様な人々からのメッセージを受け取ります。

2階のスペシャルガーデンも必見!

体験ツアーはここで終了ですが、出て左手にある階段を上ると、素晴らしいサプライズが待っています。階段の壁には、アーティストの千葉尋氏が手がけた木の葉の写真作品が展示されており、耳を澄ますと音が聞こえてきます。

階段を上り切ると、景観デザイナーの荻野寿也氏が手がけた「UPPER GARDEN」が広がっています。大阪の樹木で構成されたこの庭は、万博後もまた大阪の山々に戻されるという、サステナブルな取り組みがなされています。

2階には、講演やパネルディスカッションが行われるスペース「WA」も設けられています。公式サイトで詳細を確認して、興味のあるイベントに参加してみるのもおすすめです。

【ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier 基本情報】
| 場所 | 大阪・関西万博2025 東ゲートゾーンE09 |
| 入場方法 | 事前予約・自由入場可能 |
| 所要時間 | 約30分 |
| 開館時間 | 9:00 〜 21:00(最終入館20:30) |
| HP | 公式サイト |
地図
まとめ
アーティスティックな演出と深いメッセージが融合した「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」。大阪・関西万博を訪れる際には、ぜひ立ち寄って、未来への一歩を感じてみてください。最後までご覧いただきありがとうございます。下記に関連情報もございますのでご参考ください。

