こちらは真言三宝宗の大本山である清荒神清澄寺。火の神、台所の神として知られる荒神さんです。開基は宇多天皇で、創建は平安時代の896年。火を扱う台所は家庭や会社の中心で、台所が賑わうことにより繁栄するとされており、私の母も毎年足を運んでおります。では、境内をご案内していきましょう。
【清荒神清澄寺について】
兵庫県宝塚市にある清荒神清澄寺は、平安時代の初めに宇多天皇が後の第十代天台座主 増命を迎え開山。平和な社会、人々が豊かな暮らしを楽しめる世界を開く勅願寺として創建されました。1913年に第37世法主に就いた坂本光浄和上は、画家であり儒学者でもある富岡鉄斎氏と機縁あり、境内には鉄斎美術館(有料)が設けられる他、史料館は無料で公開されています。
【境内】
山門の前には清荒神売店、無料休憩所があり、その奥の史料館前に修行大師像が立っています。
【拝殿・天堂へ】
修行大師像前の赤い橋を渡ると拝殿(天堂)。天堂には聖天様らが祀られており、富貴を与え病を除き、夫婦和合、子を授けると言われています。
拝殿の横には鐘楼があり、鐘をつくことができます。
拝殿に向かって左側にある眷属堂で、ご祈祷の受付や御守、蝋燭などが授与されています。
【本堂へ】
本堂の手前には一願地蔵尊が立っており、頭上まで水をかけて一つだけ願いを念ずればご利益があるとされています。
本堂前、びんずるさま像は撫でると病が平癒すると言われてます。
本堂の正面にはご本尊の大日如来、左に不動明王、右に弘法大師が祀られています。本堂受付では、おふだ、お守りの授与、先祖供養、水子供養、集印などが受付されています。
【龍王滝】
一願地蔵尊の右側を歩いていくと荒神川が流れており、奥に行くと龍王滝があります。
龍王滝の左側、岩壁をくりぬいたところに不動明王が祀られています。
不動明王を見つけることはできましたでしょうか?
【清荒神清澄寺 基本情報】
住所 | 兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地 |
電話番号 | 0797-86-6641 |
開門時間 | 5時~21時※大晦日~1/3除く |
無料駐車場 | 完備380台 |
【地図】
【アクセス】
阪急宝塚線の清荒神駅より徒歩約15分
【まとめ】
火の神、台所の神として知られる荒神さん。火を扱う台所は家庭や会社の中心で、台所が賑わうことにより家庭や会社が繁栄すると言われています。ご家庭の繁栄を願う方や起業された方は是非足を運んでいただければ幸いです。