

2025年大阪・関西万博のベルギーパビリオンへ!この記事では、パビリオンの核となるテーマ「人間の再生」をはじめ、当時の展示内容を詳しくご紹介しています。さらに、パビリオン内で楽しめた絶品ベルギーフードやビールが、万博閉幕後も楽しめる実店舗の情報まで全てお届けします。万博の思い出を振り返るために、ぜひチェックしてみてください。

【ベルギーパビリオンについて】
まず目を引くのが、白い球体がいくつも浮かぶような、近未来的な外観の建物です。ベルギーパビリオンは、「人間の再生」をテーマに掲げ、ベルギーの未来への取り組みを紹介していました。

建物の前にある浅い池のような水場を囲むように、列ができていました。

私は30分ほど並んで、中に入ることができました。
【水をコンセプトにした3つのエリア】
ベルギーパビリオンのコンセプトは「水」。固・気・液の三態を3つの層で表現し、来場者をベルギーの最先端技術と文化が融合した世界へと誘います。展示のテーマは「Human Regeneration」です。

グローバル化が進み、90億人近くの人々が暮らす現代社会で、いかにしてすべての人々をケアし続けることができるのか。ベルギーの企業や研究機関が生み出した様々な技術革新を通じて、病気の予防、人間の回復能力、そしてライフサイクルを超越する可能性を秘めたヘルスケアの未来が紹介されていました。

入口でまず、シナモン風味のザクっとした「ビスコフ」というビスケットが手渡されました。素朴でとても美味しいお菓子です。

パビリオンに入ると、まず目にしたのは、壁一面を覆う緑と、天井から美しく滴り落ちる水でした。

そこから続く最初の展示室は、全体的に暗く、壁面の鏡に鮮やかな映像が映し出される演出が特徴的で、まるで異世界に迷い込んだかのようでした。

ここからは、展示のメインテーマである「Human Regeneration」を紐解く、以下の3つのゾーンについてご案内します。

【REACT 〜対抗〜 世界中で病気を予防し、健康を守る】

展示の第1部では、主にワクチンの分野におけるベルギーの専門性が紹介されていました。
新型コロナウイルスで世界的な注目を浴びたベルギーですが、その専門性はそれだけに留まりません。世界保健機関(WHO)によると、ベルギー製のワクチンは21もの致命的な病気を治療することができるとされていました。

また、ここではヘルスケアイノベーションのエコシステムについても紹介されていました。ワロン地域ではデジタルツインに関する専門技術を発展させており、患者の仮想モデルを作成することで、個別化された医療や最適な外科手術の選択をサポートしています。ブリュッセルでは、病院におけるAI(人工知能)の応用が進んでおり、意思決定のサポートやケアの仕組みづくりに貢献しているとされていました。
【日本とベルギーの絆を象徴する「希望の花」とスタンプラリー】
通路を進むと、ベルギーと日本の伝統を融合させたフラワー・インスタレーション「希望の花」が目に飛び込んできました。

これは、ベルギーの子どもたちが作った3,000本のクレープペーパー(ちりめん紙)の花と、日本の伝統技術である金継ぎを組み合わせた、壮大なアート作品です。傷ついたものを修復し、新たな美を与える金継ぎのように、この花は、健康上の問題を乗り越える希望と回復力を象徴しているそうです。

第一次世界大戦後のベルギーで始まり、世代を超えて大切に受け継がれてきたクレープペーパーの花を作る習慣。この作品は、ベルギーと日本の深いつながりを表現し、二つの文化の伝統と希望を結びつけていました。

ベルギー館はとても広々としていました。

スタンプを集めている方は、2つ目の展示室の前にスタンプ台があるので、お見逃しなく。(※こちらは万博開催当時の情報です)

【 REPAIR 〜回復〜 病気を癒やし、生物を再生させる】
第2部では、ベルギーを構成するフランダース、ブリュッセル、ワロンの3地域が、病気の治療と生体の修復のために技術とイノベーションをどう活用しているかが紹介されていました。

再生(フランダース地域)「meten is weten(測る/計ることは知ること)」ということわざがあるように、ナノテクノロジー、人工心臓、バイオメトリクスなどの優れた技術を通じて、健康的な老いの可能性を拓いています。

複製(ワロン地域)デジタルツイン技術とAIを活用し、患者の仮想モデルを作成することで、治療シナリオの評価や外科医の行動をサポートしています。

リプレイ(ブリュッセル首都圏地域)AIの応用により、外傷の確認や動作の再生、リハビリ用義肢のロボット工学の効果向上を可能にしています。

2つ目の展示室を出ると、壁一面を覆う緑の空間が再び現れました。頭上からは、まるで大きなシャワーから水が降り注ぐように、勢いよく流れ落ちる水が見えました。

【RENEW 〜革新〜 人間の生命の限界を超え、未来を描く】

第3部では、ベルギー各地域が開発した医療イノベーションが、生命を再生し、人間の生存限界を押し広げる再生医療の実現を目指していることが強調されていました。有機的再生と技術的支援による再生、そしてAIの利用を組み合わせることで、未来の医療ソリューションを模索しているとのこと。

高齢化、慢性疾患の増加、メンタルヘルスなど、未来の大きな課題に備え、ベルギーはイノベーションの国として、将来の世代を守るための健康へのコミットメントを続けていく姿勢が示されていました。

【屋上からの絶景とベルギーグルメも満喫(当時の穴場スポット)】

展示を楽しんだ後、希望者は屋上へと進むことができました。

屋上はちょうど大屋根リングと同じくらいの高さにあり、会場全体を広く見渡せる絶好のスポットでした。

パビリオン前にはフードトラックがあり、ワッフルやベルギービールを楽しむことができました。

また、館内3階にはベルギーレストラン「REVIVE」が併設されていますが、いつも行列ができており入店は困難でした。

しかし、屋上にある「Revive Beer Cart」は比較的スムーズに入ることができ、ヒューガルデンビールを購入できました。

ここでは、ヒューガルデン ホワイト(1,300円)やヒューガルデン ロゼ(1,300円)などが楽しめました。

特に生ビールで提供されるホワイトとロゼは、格別の美味しさでした!

パビリオンの出口からお土産ショップが見えましたが、実はそのまま入ることはできませんでした。

一度外へ出て、こちら「SOUVENIR SHOP おみやげ」の入口に並ぶ必要がありました。パビリオンを出た直後は列ができやすいので、少し時間をずらすのをおすすめしていました。

こうすることで待機列を回避して、スムーズに買い物を楽しめました!
【ベルギーパビリオンの基本情報】
【地図】
【まとめ】
美しい建築と最新技術、そして心温まる文化が融合したベルギーパビリオンは、万博を彩る最高の思い出となりました。
閉幕とともに幻となってしまったあの味ですが、ご安心ください。
あの感動のベルギーフリッツや、特別なビールを再現できる実店舗の情報を下記にまとめております。万博を懐かしむ方も、当時行けなかった方も、ぜひこの機会に実店舗を訪れ、ベルギーの味を堪能してみてください!
【当時の展示内容の追体験】
展示内容の詳細は、ベルギーパビリオンの公式サイトやバーチャルエキスポで確認できます。当時の記憶を呼び覚ますために、ぜひチェックしてみてください。
公式サイトはこちら https://osakapp.belexpo.be/expo
最後までご覧いただきありがとうございます。実店舗訪問レポートは下記よりご参考ください。







