愛知県名古屋市にあるトヨタ産業技術記念館。トヨタグループは繊維産業から始まり、その豊田自動織布工場があった創業の地に1994年に開館されました。館内は大きく分けると、繊維機械館と自動車館のエリアがあります。繊維機械館では、近代日本の発展を支えた繊維機械の歴史を、自動車館では、トヨタ自動車の創業から現在までの歴史と技術の変遷を、それぞれ展示しています。その他、レストランなどもありますので、ご紹介していきましょう。
【トヨタ産業技術記念館について】
トヨタ産業技術記念館は、愛知県名古屋市則武新町にある、トヨタグループの博物館です。創業者である豊田喜一郎氏の生誕100年を記念して、1994年に創業の地に開館しました。
電車だと名鉄の名古屋本線「栄生駅」より徒歩約3分のところにあります。
名古屋駅バスターミナル11番 乗り場から、なごや観光ルートバス「メーグル」で行くこともできます。メーグルのチケットをトヨタ産業技術記念館の総合案内で提示すると入場料が2割引になるなど特典もあるのが嬉しいですね!
館内は大きく分けると「繊維機械館」と「自動車館」の2つのエリアがあります。
入場料金は一般の場合、大人500円(65歳以上は300円)、中高生300円、小学生200円。良心的な価格設定ですね!(※2024年4月より、大人1,000円、65歳以上600円、大学生500円に改定される予定)
【繊維機械館】
まずは繊維機械館へ!
明治時代、急速に進んだ日本の近代化。その中、トヨタグループは繊維産業から始まりました。
この場所で豊田自動織布工場が1911年に創立。ここから世界のトヨタが始まったと思うと感慨深いものがあります。
繊維機械館では、明治から昭和にかけて活躍した、近代日本の産業革命を支えた繊維機械の数々を展示しています。
これらの展示物を見ていると、近代日本の産業発展のスピードと、豊田喜一郎氏の技術者としての情熱を、ひしひしと感じることができます。
【自動車館】
繊維機械から自動車へ!自動車館では、トヨタ自動車の創業から現在までの歴史と技術の変遷を、展示しています。
1933年に自動車部を設置。シボレーを分解し調査することから始まります。鋼材の自社開発にむけて、ゼロから始めたモノづくり。トヨタの新たな挑戦です!
手叩き板金工程と外板用ゲージ。
これらの展示物を見ていると、日本の自動車産業が、世界をリードするまでに成長してきた軌跡を、たどることができます。
【テクノランド】
ここまでで見てきた繊維機械や自動車などに使われているメカニズムの原理やしくみを、ゲーム感覚で楽しみながら、体感し理解できる学びのスペース「テクノランド」。
空気抵抗や発電、歯車の組み合わせで動く仕組みなどを体験できるコーナーがあり子供も楽しめるのが嬉しいですね!
【ミュージアムショップ】
繊維機械や自動車関連のグッズなど、トヨタ産業技術記念館ならではのアイテムが並ぶミュージアムショップ。
【ミュージアムカフェ】
ミュージアムショップに併設するカフェ。見学後に休憩でき、ソフトドリンクや軽食があり気軽に利用できるスペース。
【レストラン ブリックエイジ】
しっかりと食事を楽しむならこちらのRestaurant Brick Ageがおすすめ!本格的なフレンチを提供するレストランで、コストパフォーマンスも抜群。広々とした店内で、ゆったりと食事が楽しめます。
【トヨタグループ館】
離れにあるトヨタグループ館。
テクノランドと豊田商事務所の間にあります。
豊田創始期からの貴重な資料などが展示されている見逃せない施設です。
トヨタグループの生成・発展に貢献された方々。
【トヨタ産業技術記念館 基本情報】
住所 | 愛知県名古屋市西区則武新町4丁目1−35 |
電話 | 052-551-6115 |
HP | 公式サイト |
【地図】
【まとめ】
トヨタ産業技術記念館は、日本の産業発展と自動車の歴史を学ぶのにおすすめのスポットです。豊富な展示物や体験型などを通じて、近代日本の発展とトヨタ自動車の技術革新の歴史を身近に感じることができます。レストランもおすすめですので、名古屋を訪れた際には是非チェックいただきたいと思います。最後までご覧いただきありがとうございます。下記に周辺スポットや関連情報もございますので、ご参考下さい。