

大阪・関西万博に登場する「BLUE OCEAN DOME」は、海と環境の未来について深く考えさせられる、特別なパビリオンです。

「BLUE OCEAN DOME」について
海洋プラスチックごみゼロを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の実現に向けたこのパビリオンは、3つのドームで構成され、「循環」「海洋」「叡智」というテーマのもと、海が直面する危機と、その再生への希望を表現しています。

ここからの記事には、展示内容のネタバレが含まれています。ご自身の目で体験されたい方はご注意ください。
神秘的な水の循環から始まる旅

予約時間にパビリオンへ行くと、まず目に飛び込んでくるのは竹の集成材で組まれた美しいドームです。

中では、天から降る雨が山や川を流れ、やがて海にたどり着き、再び雲となって雨になるという「水の循環」が、神秘的なインスタレーションとして表現されています。

水琴窟のような優しい音を立てるガラスの鹿おどしが、水の粒を落とす様子は、まるで生命の始まりを見ているかのようです。知っているはずの水が、こんなにも新鮮に感じられることに驚かされます。
海洋プラスチック汚染の現実

次の展示では、私たちが直面している厳しい現実が突きつけられます。

2025年には、海洋プラスチックの量が魚の量を上回るというショッキングな事実から始まり、プラスチックの処理方法に関するデータが示されます。

埋め立てが50%、焼却が19%、リサイクルはわずか9%。

そして管理されていないものが22%という数字は、プラスチック問題の深刻さを物語っています。

そして、海洋に流出したプラスチック廃棄物の量は150Mtに達するという事実に、私はショックを受けました。

巨大球体シアターが描き出す「海の蘇生」

パビリオンのハイライトは、巨大な球体シアターです。

最初は真っ黒だった球体が、やがて美しい地球の姿を映し出します。

しかし、その地球がゴミに包まれていく様子は衝撃的で、私たちの行動が地球に与えている影響を
痛感させられます。

鑑賞後の気づき
「BLUE OCEAN DOME」は、単なる展示施設ではありません。それは、私たちが暮らす水の惑星・地球と対話し、環境問題への意識を劇的に呼び起こすための空間です。

鑑賞を終えた後、私は海の美しさだけでなく、その裏に隠された危機、そして私たちがどう行動すべきかを深く考えさせられました。
「BLUE OCEAN DOME」基本情報
| 場所 | 西ゲートゾーン W06 |
| 所要時間 | 30分 |
| 予約 | 事前予約、当日登録、先着順が可能 |
| 開館時間 | 9:30 ~ 21:00 |
| HP | 公式サイト |
地図
まとめ

このパビリオンは、建築家の坂茂氏と、日本デザインセンターの原研哉氏が手がけており、デザインと展示内容の両面で非常に高い完成度を誇っています。

大阪・関西万博を訪れる際は、ぜひ事前予約をして「BLUE OCEAN DOME」で、海の未来について考えてみてください。最後までご覧いただきありがとうございます。下記に関連情報がございますので、ご参考ください。




