奈良県桜井市三輪の大神神社。全国から多くの人が参拝されている神社です。では、ご祭神や境内などについてご紹介していきましょう。
【大神神社について】
大神神社のご祭神は国津神である大物主大神で、ご神体は三輪山に鎮座されていることから本殿はなく、拝殿・三ツ鳥居を通して拝する神社。人間生活全般を守護する神で、神階は859年に最高位の正一位。社格も旧官幣大社で、大和国一之宮として全国から多くの参拝者が足を運んでいます。
ここからは、三輪参道の入口である大神神社大鳥居から拝殿まで順番にご紹介していきましょう。
【大鳥居】
車で大神神社に向かうと目に入るのが大鳥居。
昭和天皇の御親拝を記念し建てられた大鳥居で、高さ32メートル以上、柱間23メートルあり、車道をまたぐ鳥居として日本一の大きさを誇る鳥居となっています。
【駐車場】
大鳥居から大神神社方面にかけて参拝者用の無料駐車場があります。
第1駐車場は大鳥居の近くにあり、第6駐車場まで完備されています。
【JR三輪駅】
自動車おはらい所が目的の方は車でそのまま直進。神社へは駐車してから徒歩になり、歩いて行くとJR三輪駅があります。
【自動車お祓所】
崇神天皇の御代から道中の安全を祈念されご加護を受けたといわれ、自動車お祓所が設けられており、交通安全のご祈祷が行われています。
【二の鳥居】
自動車お祓所の隣に二の鳥居があります。
【祓戸神社】
参拝の時に先ずお参りする神社。祓戸の四神を祀る神社で、心身を祓い清めます。
【夫婦岩】
三輪の神と人間の女性の恋物語を伝える二つの岩。夫婦のように寄り添う岩で、縁結びや夫婦円満のご利益があるとされています。
【手水舎・客殿・境内案内図】
手水舎に大物主大神の化身とされる蛇が鎮座。大神神社では蛇のことを親しみを込めて巳さんと呼んでいます。
境内案内図があり全体が詳しく紹介されています。
春には社務所別館「客殿」で桜が咲き誇ります。
【祈祷殿・儀式殿・参集殿・宝物収蔵庫】
平安朝様式の豪華な社殿で、結婚式や祈祷を行われている場所です。
宝物収蔵庫は、毎月1日・土曜・日曜・祝日に開館しており、貴重な奉納品などを収蔵し展示しています。
【拝殿・三ツ鳥居】
1664年(寛文4年)徳川家綱公により再建され重要文化財となっている拝殿。
大神神社は三輪山がご神体となっているために本殿がなく、拝殿を通して三輪山を拝むようになっています。
奥には三輪山と拝殿を区切る三ツ鳥居(三輪鳥居)という本殿にかわるものがあります。
拝殿前には「おみくじ」も設置されており、筒から出た番号を授与所で伝えます。
【授与所】
拝殿の向かいに授与所があり、御守などが並んでいます。
授与所にも「おみくじ」があります。
【巳の神杉】
大物主大神の化身とされる白蛇が棲むご神木で樹齢500年。
参拝者は蛇の好物である卵をお供えしています。
巳の神杉前に「みくじ結び処」があります。
【休憩所】
巳の神杉近くに休憩所があります。
【大神神社 基本情報】
住所 | 奈良県桜井市三輪1422 |
電話 | 0744-42-6633 |
HP | 公式サイト |
【地図】
【まとめ】
ここまで大和国一之宮として全国から多くの参拝者が足を運んでいる、大神神社をご紹介してきました。人間生活全般を守護する神様ですので是非!素麺の発祥の地でもありますので、下記に周辺スポットや関連情報もございますので、ご参考下さい。最後までご覧いただきありがとうございます。