奈良観光で外せない「平城宮跡歴史公園」。総面積は約2,500ヘクタールあり、奈良時代にはこちらだけで10万人以上もの方々が暮らしていたと言われています。では見どころをご紹介していきましょう。
【平城宮跡歴史公園について】
文化財保護運動家で平城宮の保存活動に尽力した棚田嘉十郎氏をはじめ、文化人の方々のご尽力で世界遺産にも登録された「国営 平城宮跡歴史公園」。日本を代表する公園で、特別史跡となっています。園内には奈良時代の様々な遺跡が保存され、展示される施設が並んでいます。では、必ず押さえておきたい重要ポイントをご紹介していきましょう。
【朱雀門】
平城宮の正門である「朱雀門」。奈良時代には、外国使節の送迎やお正月には天皇が朱雀門まで出向き、新年のお祝いをしていたようです。
朱雀門周辺には飲食店やお土産店、観光施設が並んでいます。
【東院庭園】
奈良時代は池の周辺にいくつかの建物があり、称徳天皇は「東院玉殿」を建て、宴会や儀式を催したとされています。
東院庭園は、2010年に文化庁文化財より特別名勝に指定されています。
【遺構展示館】
発掘調査で見つかった奈良時代の遺構を保存し、展示している施設です。
天皇のお住まいである内裏についてや、役人が勤務した様々な役所に関しての出土遺物なども展示されています。
【第一次大極殿】
奈良時代の中心施設で、元日朝賀や天皇の即位などの国家儀式の際、天皇が出御された場所です。
館内には天皇が着座する玉座「高御座」などが展示されています。
【平城宮跡資料館】
平城宮跡の発掘調査の内容を解説しながら展示する施設です。
貴重な文化財などが展示されています。
【平城宮跡歴史公園 基本情報】
住所(平城宮跡管理センター) | 奈良県奈良市二条大路南3-5-1 |
電話 | 0742-36-8780 |
施設公開 | 9時~16時半(入館は16時まで) |
休館日 | 年末年始、月曜日(月曜日は休日の場合は開園し、翌日休館) |
【地図】
【スタンプラリー】
平城宮跡スタンプラリー5ケ所「朱雀門」、「東院庭園」、「遺構展示館」、「第一次大極殿」、「平城宮跡資料館」を回って、「平城宮跡資料館」でコンプリートした用紙を提示すると、記念品(粗品)が貰えますので、是非チャレンジしてみて下さい!
【まとめ】
1998年2月に古都奈良の文化財として世界遺産に登録された「平城宮跡歴史記念公園」。朱雀門、東院庭園、遺構展示館、第一次大極殿、平城宮跡資料館を中心にご紹介してきましたが、開発中の施設もありますので、これからの展開も楽しみな公園ですね!最後までご覧いただきありがとうございます。下記に関連情報もございますので、ご参考いただけますと幸いです。