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【大阪・福島】鮨urag(スシ ウラグ)2026年3月再訪記。若き大将が紡ぐ進化と感性の物語

おでかけぶろぐ管理人lago
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前回2024年11月の訪問から約1年半。心地よい高揚感とともに、再び大阪・大淀南の地に降り立ちました。JR福島駅から歩くこと約7分。都会の喧騒を少し離れた場所にある「鮨urag(スシ ウラグ)」。今回は、2026年3月の最新の訪問記として、さらに深化したその魅力をお届けします。

前回の訪問記はこちら

1年半前の感動の記録です。併せてご覧ください。

【大阪・福島】鮨urag 2024年訪問記


【鮨urag(スシ ウラグ)について】

店名である『鮨urag』には、深い物語が刻まれています。

鮨urag(スシ ウラグ)大阪 福島

店主の安黒(あぐろ)氏の「黒」という字と、出資者の方の姓の一文字を掛け合わせたもの。二人の強い絆と、この店にかける揺るぎない想いが、この五文字に凝縮されています。

今回、以前の大将・安黒さんは「グラングリーン大阪」南館にオープンした2号店『鮨うら紀(uraki)』へ。そこで現在、uragの暖簾を守っているのが、前回訪問時にもお会いした阪井大智さんです。

人の顔を覚えるのが得意な私ですが、カウンター越しに目が合った瞬間、すぐに分かりました。そして嬉しいことに、阪井大将も「お久しぶりです」と私の再訪に気づいてくださり、温かな再会から今夜の宴が始まりました。

鮨urag(スシ ウラグ)大阪 福島

【若き天才・阪井大智大将の感性】

和食の世界に十代で足を踏み入れた阪井大将は、現在25歳という若さでこの名店の舵を取っています。

特筆すべきは、その圧倒的な「勉強熱心さ」と「センス」です。

自ら試飲会や勉強会へ積極的に足を運び、日本酒やワイン、さらにはグラスが味に与える影響までを徹底的に研究されています。

「どの料理に、どの酒を、どの形状のグラスで出すか」。

その計算し尽くされたペアリングの妙は、もはや芸術の域。阪井大将の瑞々しい感性が、一貫ごとに新しい発見を運んできてくれます。

阪井大智さんの公式Instagram: @daitomo1220


【店内の雰囲気】

店内は、温かみのあるエルメスカラーで統一された、洗練と安らぎが同居する空間。

カウンター12席と2つの個室を備えた全24席ですが、やはりおすすめはライブ感を味わえるカウンター。

職人の鮮やかな手さばきが視覚を、ネタを切りシャリを握るリズミカルな音が聴覚を刺激します。BGMは心地よい調理の音そのもの。五感を研ぎ澄ませて鮨と向き合う、贅沢なひとときが約束されています。


【極上のおまかせディナーコース 13,200円(税込)】

今回は、不動の人気を誇る「おまかせディナーコース」を堪能しました。

箕面で三年熟成させた赤酢、そして大粒で存在感のある滋賀県産「にほんばれ」を使用したシャリが、旬のネタを引き立てます。

【幕開けの一杯と先付け】

まずは「一番搾り」で乾杯。

丁寧に洗浄されたサーバーから注がれる一杯は、泡のきめ細かさが別格。クリアな喉越しが、これから始まる美食への期待を高めてくれます。

美しい赤のお椀で供された先付けは、アブラメとシラウオ。菜の花と人参が添えられ、優しいお出汁が五臓六腑に染み渡ります。

お造りは、鯛(コブダイ・ツブガイ・酒盗・タイノコ)の共演。鯛の出汁を効かせた特製醤油が、旨みの相乗効果を生んでいます。

【厳選の日本酒ペアリング】

ここで大将にお任せし、日本酒へ。

酔鯨 純米吟醸 WHALE STAR

横浜DeNAベイスターズとのコラボボトル。キレのある酸が、脂の乗ったお刺身を軽やかに昇華させます。

【珠玉の握りと天麩羅】

モンゴイカ

岩塩の食感と寒菊、絶妙なブレンド酢が一体となる驚きの一貫。

黒鯛 と炙りカマス

噛むほどに溢れる旨みと、香ばしい薫香。

ここで登場したのが、季節限定の「千歳鶴 冬ひぐま うすにごり 生」。

北海道の冬を思わせる柔らかな甘みが、次に続く山菜の天麩羅、タラの芽とコシアブラの心地よい苦味、そしてメバルの身揚げに見事に寄り添います。

【中盤から最高潮へ】

メジマグロ(ミヤコマグロ)京都産。とろけるような上品な脂。

コハダは、2枚重ねの贅沢な仕立て。職人の技量が問われる一貫ですが、その美しさと深い味わいに脱帽です。

サワラは、5.5kgという立派な魚体を軽く漬けに。春の訪れを告げる香りが鼻を抜けます。

【炭火の香りと「動く」感動】

焼き物はサクラマスの塩焼き。島根の花山椒、福岡の筍とともに。

この贅沢な一皿には、低精白米の旨みが際立つ「生macho 大盃」を。

驚いたのはホッキ貝

捌かれて4日目というのに、提供された瞬間に身が動いたのです。適切な仕込みが成せる「生命の輝き」を感じる至高の一貫でした。

さらに、函館・村上商店の無添加うに。ミョウバン不使用の純粋な甘みが口いっぱいに広がる幸福。

最後は、とろける食感の穴子と、優しく体を受け止めてくれる留腕で締めくくられました。


【至福の余韻、最後の一貫と甘味】

食後には、ほうじ茶のプリン。サワラのパウダーとクッキーがアクセントになった独創的なデザートを、ダージリンプリンセスティーと共に。

阪井大将による、アルザスのシルヴァネール(ドメーヌ・ジュクス)などのワイン解説も非常に興味深く、彼の「学びを止めない姿勢」が、鮨uragをさらに高いステージへと押し上げていることを確信しました。


【鮨urag(スシ ウラグ) 店舗情報】

住所大阪府大阪市北区大淀南2丁目7-4
電話番号06-6454-0022
アクセスJR福島駅から徒歩約7分 / 新福島駅から徒歩約12分 / 大阪駅からタクシーで約5分
営業時間昼:12:00〜14:00(L.O.13:30) / 夜:17:00〜23:00(4部制:17時/18時/19時/20時)
定休日不定休
支払い方法カード可(VISA, Master, JCB, AMEX, Diners) / 電子マネー・QR不可
席数24席(カウンター12席 / 個室 最大12名)
設備・その他全席禁煙 / 近隣にコインパーキング有 / 子連れ可(ランチ:制限なし、ディナー:12歳〜)
公式サイトInstagram @sushi_urag

【地図】

【まとめ】

1年半前よりもさらに研ぎ澄まされた、新時代の鮨体験。大切な人と、あるいは自分へのご褒美に。ぜひ福島の地で、その進化を体感してみてください。

鮨 urag寿司 / 福島駅(JR西日本)福島駅(阪神)新福島駅
夜総合点★★★★ 4.7

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