愛媛県四国中央市新宮にある「脇製茶場」さん。日本を代表する高級銘茶「新宮茶」を製造販売する施設です。新宮は私の母の生まれ故郷でもあり、愛郷心をもってご紹介していきます。
【脇製茶場について】
新宮はヤマチャが自生するほどお茶に適した地域で、昔からお茶の産地として栄えていたようです。1954年に脇製茶場を創業した脇 久五郎氏は、静岡で生まれたばかりの藪北種に目をつけ、当時困難とされていた挿木育苗に成功。新宮の自然環境を活かし、独自の栽培技術で改良を重ね「新宮茶」が誕生しました。
農業経営や農家生活を積極的に改善した功績と、技術や経営が評価され、農林水産大臣より名誉賞を授与されるほか、国際銘茶品評会で金賞を受賞。新宮茶は世界の銘茶となったのでした。
【新宮茶について】
霧の発生など新宮ならではの気候やお茶の香りを良くする緑泥岩を含む土壌。恵まれた自然環境を活かし、農薬に頼らず丁寧に育てられる「新宮茶」。日本茶通を唸らせる山峡独自の豊かな香りと強い渋味は、高級茶の味を引き出すため、時間を惜しまず丁寧に仕上げられる手もみによるもの。新宮茶の名前は地名からきていますが、地名の由来につきましては新宮に鎮座する「熊野神社」にあります。神がかりの恵まれた環境で育つ新宮茶は、感動を齎す銘茶でじっくり味わいたいですね。
では、次に国際銘茶品評会で金賞を受賞している、世界の銘茶「新宮茶」を製造販売する脇製茶場さんの売店に入りましょう。
【売店】
新宮インターチェンジより約2km。駐車場が完備されおり、茶畑の間を抜けて直売所へ。
「山峡の香り 新宮銘茶 脇製茶場」の看板隣の階段へ。
さらに階段で2Fへ。扉を開くと売店です。
【ウェルカムティー】
まず新宮茶をウェルカムティーとして、1杯無料サービスで提供してくださいます。
ウェルカムティーは夏だったこともあり、冷たいほうじ茶と緑茶が用意されていました。
店内にはソファーがあり、座って飲むことができました。
【煎茶・ほうじ茶】
店内には様々な新宮茶が並んでいます。
煎茶は普通、特上、極上などがある他、ほうじ茶、粉抹茶もあります。
【新宮紅茶】
店内には、煎茶、ほうじ茶の他、伊予柑や柚子、レモン、ジンジャーなどを紅茶葉に加えたフレーバーティー・和紅茶も並んでいます!
新宮の和紅茶。
「かんきつ香る新宮茶」シリーズは、様々なフレーバーが楽しめます!
【ハーブティー】
「SUNLITOIROTEA」とされる新宮茶にハーブを加えたハーブティーも並んでいます。
【羊羹】
わきの茶羊羹もあります。農薬を散布せず栽培した煎茶を茶臼で粉末にし羊羹に。
ほうじ茶 羊羹と緑茶 羊羹があり、緑茶羊羹は新宮茶ならではの渋味と緑茶の香りとほどよい甘み。ほうじ茶羊羹は豊かなほうじ茶の香りが口の中いっぱいに広がり、味に奥ゆきがあります。好みによりますが、私の個人的なオススメはほうじ茶羊羹です。
【その他】
新宮茶を保管する可愛らしいデザインのカンもあり、並べるのもいいですね!
【脇製茶場 基本情報】
住所 | 愛媛県四国中央市新宮町馬立4630 |
電話番号 | 0120-252-655 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 1/1~1/3 |
HP | 脇製茶場 公式ホームページ |
通販 | オンラインショップ |
【アクセス】
新宮インターチェンジより約2km。「霧の森」を越えてしばらく道なりに進むと「わきの茶」の看板あります。
【地図】
【駐車場】
道路沿いに完備されています。
【まとめ】
農薬を使用せず、新宮ならではの環境で丁寧に育てられた新宮茶は、国際銘茶品評会にて金賞を受賞。日本を代表する銘茶です。高級茶ですが、家庭で普通に飲めるランクのものから、お客様に提供する特上、極上ランクまで幅広く製造されています。また、女性に人気のフレーバーを楽しめる和紅茶やハーブティーもあるのでおすすめです。最後までご覧いただきありがとうございます。下記に周辺スポット等をご紹介しておりますので、ご参考下さい。