花博記念公園鶴見緑地は、1972年に鶴見緑地として開園。1990年には、国際花と緑の博覧会が開催された場所です。面積は121ヘクタール(366,000坪)以上あり、大阪四大緑地(他、豊中市の服部緑地・八尾市の久宝寺緑地・堺市の大泉緑地)で、大阪市鶴見区から守口市にかけての広大な公園です。専用の駐車場は中央(2ケ所)をはじめ、南、北西、西の合計5ケ所ありますので、目的によって利用する駐車場や駅も異なってきます。こちらの記事では、駐車場と施設を結びつけご紹介していきます。コスプレのメッカでもある花博記念公園鶴見緑地は見どころ盛りだくさん!では、詳しくご紹介していきますね!
【花博記念公園鶴見緑地について】
花博記念公園の入口は8ケ所あります。ただし専用の駐車場がある入口は5ケ所になります。「中央口・中央第1駐車場」をはじめ、中央口の西側には「緑地橋口・中央第2駐車場」、「東口」、「西口・西駐車場」、「南口・南駐車場」、「北東口」、「北口」、「北西口・北西駐車場」がございます。ここからは、花博記念公園鶴見緑地内にあるご利用の施設・目的地と入口(駐車場・駅)をエリアごとに分けてご紹介していきます。(※2020年4月から管理会社がカンソーから大和リース㈱となり、カンソーパークからDパークになっています。)
【中央口エリア・鶴見緑地駅・中央第1駐車場】
まずは地下鉄鶴見緑地駅の周辺、中央口の近くにある施設からご紹介していきます。駅前の道路、花博通りの南側(東の中央環状線から西の内環状線に向かって道沿い。西からでも右折して入場可能です。)には鶴見緑地プールと鶴見緑地湯元水春があります。(※水春、ビィフィット利用の場合は中央第1駐車場は無料対象外ですので、手前の専用駐車場を利用することになります。)そのさらに南側には、フットメッセ、テニスコート、球戯場などもありますが南エリアで詳しくご紹介します。逆に花博通りの北側(西の内環状線から東の中央環状線に向かって道沿い)には、花博記念ホール、ハナミズキホール、咲くやこの花館などがあり、緑地橋口にある中央第2駐車場からでも徒歩ですぐに行ける範囲です。
【鶴見緑地プール】
車だと中央第1駐車場(中央環状線から内環状線方面へと西向き、花博通り沿い)または南駐車場(内環状線から中央環状線方面へと東向き、鶴見通沿い)。地下鉄長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅の目の前にある屋内型(一部屋外もあり)のプール。周囲を川のように流れる「流水プール」をはじめ、海のように波が楽しめる「造波プール」、すべり台型の「ウォータースライダー」の他、小さなお子様向けの子供プールなど豊富!冬は温水で、屋内は年中営業しているプールです。
鶴見緑地 中央第1パーキングは、花博通りにあります。中央環状線からだと西へ、内環状線からだと東へ、鶴見緑地湯元水春orビィ・フイット スポーツクラブの駐車場入口を通り過ぎたところにあります。
こちらの駐車場は、公園の施設利用者向けの駐車場です。鶴見緑地湯元水春orビィ・フイット スポーツクラブ利用の方はこちらに駐車してしまうと、駐車料金サービスが受けれませんのでご注意ください。【※Dパーキング 鶴見緑地 中央第1 駐車場の詳細はコチラ】
【鶴見緑地湯元水春・ビィフィットスポーツクラブ利用者向け駐車場】
天然温泉や人工の炭酸泉でゆったり寛げる温泉施設。地下鉄長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅前、車だと中央第1駐車場の手前の専用駐車場(中央環状線から内環状線方面へと西向き、花博通り沿い)に駐車。(※施設利用者は割引がありますので、駐車券は忘れず館内に持ち込んで下さい。)フィットネスジムも併設しています。
鶴見緑地湯元水春、ビィ・フィット スポーツクラブ利用の方は、施設前の専用パーキングに駐車することで、駐車料金のサービスを受けることができます。
【山のエリア(自然体験観察園・風車の丘・バラ園・鶴見新山)】
山のエリアは世界の庭園が並ぶ、私の大好きな場所です。車はもちろん自転車も進入禁止で、歩行者がゆったり散歩を楽しむことができる空間。(※手押し車やベビーカーなどは入場できますが、坂道も多いエリアですので、十分ご注意ください。)なにわエコスクエアは環境局が管理するエリアで、田畑で農業体験などができる他、生態系の仕組みなども学び取ることができる自然体験観察園。風車の丘は季節により花が変化し、春と秋に楽しめるバラ園や花博記念公園鶴見緑地を見渡せる鶴見新山など自然とふれあえるエリアです。※「山のエリア」についての詳しい情報はこちらをご覧ください。
【ハナミズキホール】
ハナミズキホール(旧:水の館ホール)・付属展示場。日本建築学会賞をはじめ、英国建築家協会RIBA金メダル、朝日賞、ヴェネチア・ビエンナーレ、プリツカーなどを受賞した磯崎新氏が設計した建築物。10メートル以上ある天井からは、優しい光が差し込む空間となっており周囲の環境と見事に調和。ハナミズキホールはレンタル可能で、フリーマーケットなどのイベントが開催されています。
【レストラン】
花博記念公園鶴見緑地の大池前にあったレストハウスつるみは、2020年11月30日で閉店。2023年3月25日にカフェ&レストランBOTANICAL HOUSEがオープンしています。その他、公園内でのお食事は、咲くやこの花館にあるレストランの他、軽食やソフトクリームなどが楽しめる売店もポイントごとにあります。
【大池・花さじき(花の谷)】
大池には鯉や水鳥、花さじき(花の谷)では梅雨時期に紫陽花なども楽しめます。【花の谷 詳細ブログ】
【緑地橋口(中央口より少し西側)・中央第2駐車場】
花博通り(北側で、内環状線から中央環状線方面、東向き)沿いで、中央口より少し西側にある入口です。咲くやこの花館から近く、大芝生での~んびり過ごせる空間が広がります。大芝生の北には、山のエリアに続く西ゲートがあり国際庭園を楽しむことができます。バーベキュー広場(バーベキュー場・キャンプ場)にも比較的近いです。西駐車場からバーベキュー場までは距離は短いですが、駐車場から緑地西橋を渡る際、階段があります。荷物が多く転がして運べる場合は、こちらの駐車場を利用する方が便利だと思います。
【咲くやこの花館】
花博記念公園鶴見緑地内にある「咲くやこの花館」。蓮が浮かぶ水で囲まれ、建築物は日建設計によるもの。熱帯、乾燥、高山、極地など地球の様々な気候で生育する植物が栽培されている日本国内最大規模の温室。世界中の植物を観察することができます。【※咲くやこの花館についての詳細ブログはコチラ】
【大芝生・パーゴラ広場・バーベキュー広場・山のエリア(国際庭園)】
咲くやこの花館の前には、大芝生・パーゴラ広場が広がり、その先にはバーベキュー場や山のエリア西ゲートへと続いています。
【東口・迎賓館・山のエリア】
花博記念公園鶴見緑地の東部は、ほぼ山のエリアで一般の駐車場は小規模なものしかありません。結婚式に招待されるなど、鶴見ノ森迎賓館に行かれる方は、専用駐車場があります。警備の方に用件を伝えた後、入場しスタッフの方の誘導で駐車することになるかと思います。山のエリアに行かれる方はすぐ北側に歩行者専用の入口があり、風車の丘、自然体験観察園へと繋がる道を歩くことができます。【※山のエリアの詳細はコチラ】
【鶴見ノ森 迎賓館】
花博記念公園鶴見緑地の東部にあるウェディングスペース。花の万博を開催した際に、皇室をはじめ世界中のVIPを迎え入れた迎賓館。こちらにチャペル等を加え、森に包まれたリゾートウェディング会場にリニューアル。結婚式などのパーティーを1日2組限定で行う他、こちらで挙式された方限定のパーティーやクリスマスケーキの販売などもされています。私もこちらで挙式しましたが、料理のクオリティーも高く、ゲストも満足されました。ウェディングケーキの持ち込みは不可でしたが、いろいろ要望も聞き入れてくださり、素敵なパーティーになりました。
【西口・西駐車場・バーベキュー場・キャンプ場エリア】
西口には緑地西橋が架かっており、東側にはアーモンドの森、緑のせせらぎ、キャンプ場・バーベキュー場があります。荷物が少ない場合は、こちらの駐車場がバーベキュー場から近いので便利です。荷物が多い場合は、緑地西橋を渡る際、階段がありますので大変かと思います。荷物を転がして運べる場合は、緑地橋口の中央第2駐車場の方が便利だと思います。緑地西橋の西側は、運動場やコミュニティ広場、その先には関目自動車教習所があります。
【バーベキュー場・キャンプ場】
事前予約で日帰りバーベキューが楽しめる他、キャンプ場では宿泊も可能です。
【アーモンドの森】
バーベキュー場、緑のせせらぎ、大芝生の北東には100本のアーモンドの木が並ぶアーモンドの森があります。サクラ属であるアーモンドは、毎年3月から4月ごろに花を咲かせとても華やか。アーモンドの木々には、地域の幼稚園、保育園の子供たちによる手書きのプレートが掛けられており、花見客を楽しませています。
【南口・南駐車場・球技場エリア】
花博記念公園鶴見緑地の南口は、テニスコート、フットサルコート、球技場が集まっているエリアです。内環状線から鶴見通を東へ、中央環状線方面に行くと左手に南駐車場の入口があります。逆に中央環状線方面から行く場合は、鶴見通の北側にある花博通(都島茨田線)を西へ(内環状線方面へ)、上記でご紹介した中央第1駐車場に入り、南へ歩くと行くことができます。
【鶴見緑地球技場】
花博記念公園鶴見緑地の南口、南駐車場からすぐ。右手に鶴見緑地球技場があり、サッカーをはじめラグビーやアメリカンフットボールなどで利用できる施設。
【テニスコート】
テニスコートは12面あり、更衣室の他、シャワールーム、コインロッカーなども完備。照明もあるのでナイターもOK!
【フットメッセ鶴見緑地・フットサル】
テニスコートのすぐ北側、鶴見緑地湯元水春(B-fit)の南側にあるフットメッセ。地下鉄鶴見緑地駅から南へ徒歩約3分。フットサルコートが6面あり、レンタル可能。
【パートナードッグタウン】
ドッグラン&保護犬譲渡施設。犬を飼うことを決めている方(譲渡希望者)のみ、保護犬と面会しふれあうことができます。また、愛犬と楽しむドッグランを併設。会員登録された方限定で利用できます。フットメッセの向かいにある施設で、中央第1駐車場からも徒歩約3分程度で行くことができます。
【あそび創造広場・TSURUMIこどもホスピス】
鶴見緑地プールの南側にある施設です。ホスピスケアを必要とするお子様を優先し、子供たちの創造性と協働性を育むあそびと憩いの場。
【北西駐車場・北口エリア】
花博記念公園鶴見緑地の北エリアは、東部は山のエリア、中央部はパークゴルフ場、西部は乗馬苑・こどもの森があります。車で行く場合は北西駐車場を利用し、電車の場合は地下鉄今里筋線の「新森古市駅」から163号線沿いに東へ徒歩約1キロ(約15分)。バス停もあり、小さなお子様連れのファミリーが多いエリアになります。北西駐車場前の道路は法定速度40キロですが、現地規定では30キロ以内が望ましいとされています。小さなお子様が飛び出してくる場合もありますので、走行や駐車場の出入りは十分お気をつけください。
【こどもの森】
小さなお子さんから楽しめる花博記念公園鶴見緑地の「こどもの森」。こちらでは、3歳~6歳用の遊具と6歳~12歳用の遊具が設置されています。すべり台、雲梯など比較的安全性の高い遊具ばかりなので、親も安心して見ていられるのが嬉しいですね。
【乗馬苑】
1回700円で、4歳から楽しめる乗馬。人気がある施設です。
【パークゴルフ場】
乗馬苑の東にはパークゴルフ場があります。9ホールごとに1人250円で楽しめ、クラブとボールのレンタルも150円なので、手ぶらで行けるのも嬉しいですね!大人と一緒なら小学生から利用OK!
【花博記念公園鶴見緑地 基本情報】
駐車場名:Dパーキング | 駐車場・カーナビ設定向けの住所 | 台数 |
鶴見緑地 中央第1 駐車場 | 大阪府大阪市鶴見区緑地公園1-37 | 445 |
鶴見緑地 中央第2 駐車場 | 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163 | 242 |
鶴見緑地 西 駐車場 | 大阪府大阪市鶴見区緑3-16-64 | 69 |
鶴見緑地 南 駐車場 | 大阪府大阪市鶴見区諸口6-3-46 | 304 |
鶴見緑地 北西 駐車場 | 大阪府大阪市鶴見区緑3-5-61 | 156 |
駐車場料金 | 7時~19時は20分毎100円 / 19時~翌7時は120分毎に100円 |
駐車場24時間最大料金 | 平日700円、休日1,000円 |
駐車場の故障等・緊急連絡先㈱パーキングソリューションズ | 0120-030-899 |
花博記念公園鶴見緑地HP | 花博記念公園鶴見緑地のオフィシャルHP |
施設 | お問い合わせ | 営業時間 | 定休日 |
鶴見緑地パークセンター | 06-6911-8787 | 9時~17時半 | 年末年始 |
咲くやこの花館 | 06-6912-0055 | 10時~17時 | 月曜日 |
ハナミズキホール・花博記念ホール・むらさき亭 | 06-6915-3246 | 9時~17時半 | 月曜日 |
バーベキュー場・キャンプ場 | 06-6915-2551 | 9時~17時 | 月曜日 |
乗馬苑 | 06-6915-0034 | 9時~19時 | 火曜日 |
パークゴルフ場 | 06-6912-5865 | 9時~16時半 | 月曜日 |
球戯場・運動場 | 06-6915-4712 | 9時~21時 | 月曜日 |
テニスコート | 06-6915-2550 | 9時~21時 | 年末年始 |
鶴見緑地プール | 06-6915-4721 | 9時~19時(※4月~9月は21時迄) | 月曜日 |
鶴見緑地スポーツセンター | 06–6915-2567 | 9時~21時 | 月曜日 |
あそび創造広場 こどもホスピス | 06-6991-9135 | 10時~17時 | 火・水曜日 |
鶴見緑地パートナードッグタウン | 070-5430-1156 | 11時~16時(※ドッグラン10時~17時) | 火・金曜日 |
鶴見緑地湯元 水春 | 06-4257-1126 | 9時~翌2時(※日・祝は6時~) | 無休※一部除く |
鶴見ノ森 迎賓館 | 0120-40-5515 | 12時~19時(※土日祝は9時~) | 火・水曜日※祝・婚礼日除く |
【電車アクセス】
目的地により変わりますが、中央口の周辺でしたら地下鉄長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅です。鶴見緑地の北部でしたら、地下鉄今里筋線の新森古市駅から1キロほどありますので、徒歩15分程度で花博記念公園鶴見緑地の北西入口に着くことができると思います。
【花博記念公園鶴見緑地の全体マップ】
【グッドポイント】
世界の庭園を見ることができる。 | 世界の花を見ることができる。 |
子供向けの遊具は安全なものが多く、乗馬体験、パークゴルフもある。 | スポーツ施設が充実している他、温泉やウェディングスペースもある。 |
【まとめ】
花博記念公園鶴見緑地は全体的に癒しの空間で、私の大好きな公園です。特に自転車が走ってない山のエリアは、ゆったりと世界の庭園を見て回ることができます。コスプレの聖地でもある為、みなさん写真撮影を楽しまれています。あと、公園内で出したゴミは各自で持ち帰りになります。園内にはゴミ箱が基本設置されておりませんので、ゴミを入れる袋などをバッグに入れ用意しておきましょう。では、これからも情報を増やしながら更新していきますので、よろしくお願いします!